3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」だ。この日、読売新聞にまさにこの日を象徴するミモザ色の広告が出稿された。

大きく書かれたメッセージはバイアス、バイバイ。。これは、アートネイチャー、kiss me、Amazon、住友電工の連合による広告だ。

「3月8日は国際女性デーに掲載された新聞広告です。期せずして、直前に政治家の失言が相次いだのですが、日本で女性の権利が話題になる時、ネガティブな文脈であることが大半です。しかし、少しずつではあっても、状況は確実に良くなってきています。1年に1回の女性デーを、女性にも男性にもポジティブな気づきをあたえる日にすることを意図しました」と、本広告を手がけたクリエイティブディレクター 橋口幸生さん。

近年、社会的な話題として取り上げられることが多いジェンダーの問題。しかし、それをとりまくバイアスは、過去のものになりつつある。女らしさや男らしさより、自分らしさが大切にされる世界は、すぐそこまで来ている–と、この広告ではメッセージを送っている。