クボタは3月20日、新テレビCM「クボタが描く未来コンセプトトラクタ」篇のオンエアを開始した。同社ブランドパートナーの長澤まさみのほか、お笑い芸人のパックン（パトリック・ハーラン）と俳優の皆川猿時を起用している。

クボタでは2017年から「壁がある。だから、行く。クボタ」をスローガンに、CMで世界各地の課題解決に取り組む企業姿勢をアピールしてきた。本CMでは、同社が描く「未来」と、その実現に向けた取り組みを紹介している。

CMの舞台は、とある寿司店。長澤さん演じる「未来が見える女性」は、店内に居合わせた客たちが注文するネタを次々と言い当て、店主（皆川猿時）を驚かせる。さらに、お客さん（パトリック・ハーラン）が話す会話の展開まで予想し、ニヤリと笑いながら「大丈夫、それクボタがやる！」と叫ぶという内容だ。

長澤さんが叫ぶ「クボタがやる」とは、同社が実現を目指す農業の「未来」を指している。CM内では農業の「未来」の姿として、「完全無人電動トラクタ」が農地を耕すシーンが登場。人材不足の解消に向けた省力化、スマート農業による更なる生産性と品質の向上といった農業の課題解決に向け、同社が考える技術開発の方向性の一例として紹介されている。

同社は、「長澤まさみさんのチャーミングな演技、今回クボタのCM初出演となったパトリック・ハーランさん、皆川猿時さんとの軽妙な掛け合い。そして意外な？オチとともにお楽しみください」とのコメントを寄せた。