メーカー向けシステム開発のゼネテックは2月下旬から、テレビCM放送のほかPR施策を強化する。一般向けに配信する防災アプリが好調で、利用者を拡大するために認知度の向上を図る。CM放送費用は概算で2億円とした。
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「ココダヨ」は震度5弱以上の緊急地震速報をきっかけに家族などの利用者グループに位置情報を共有するアプリ。現在地付近の避難所なども検索できる。21年第2四半期時点では66万ダウンロードという。NTTドコモの定額パッケージ向けが好調で、売上高は前年同期181.6%の2億2700万円と急成長している。同社は1000万世帯への導入を目指す。
ゼネテックの主力は自動車関連などオートモーティブ分野のほか、デジタル情報家電などの組込みシステム開発を手がけるデジタルソリューション事業。21年第2四半期の売上高は、会計方針の変更による増分6600万円を含む13億6000万円。
同社はCM放送などのPR施策を通じて企業ブランド強化を図り、営業力の強化や採用にもつなげる考え。
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