カゴメは7月から、２本のコーポレートブランドCMをテレビ東京『種から植えるTV』内にて放映を始めた。カゴメの現役社員4名が出演する「土くさく、いこう。」篇は7月10日から、「よろこびを、一から土から、トマトから。」篇は7月17日から放映している。

「土くさく、いこう。」篇。

本CMは企業イメージの訴求のために企画された。「土くさく、いこう。」篇を担当した、dea クリエイティブディレクターの畑中翔太氏によると、本篇はカゴメの社員ひとりひとりに根付く「畑は第一の工場」という教えから生まれたもの。

「飲料・食品企業としてのイメージが強いカゴメですが、その裏では日々農家さんと、畑と、そして農業そのものと深く向き合っています。普段は見えない企業の想いと、そこで働く人々の情熱を、『土くさく、いこう。』というメッセージに込めました」（畑中氏）。

カゴメの現役社員4名が実際に出演しており、農家と同じ目線で味と品質にこだわるカゴメの姿勢が伝わる内容となっている。

「よろこびを、一から土から、トマトから。」篇は、先輩社員の山田さんと後輩の「ボク」との、畑での触れ合いを描いたストーリー。一から農作業をすることで生まれる喜びを描いている。

本編の制作を担当したLemons inc. クリエイティブディレクターの高橋彰宏氏は、「山田さんは、野菜を一から、土からつくることを日々の喜びに変えています。このCMを通じて、一人でも多くの方が、『ボク』のように野菜を育てることへ興味を持ち、挑戦いただくきっかけになれば嬉しく思います。カゴメも、CM内に登場する山田さんと同じ想いで畑とトマトに向き合っています」とコメントしている。