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電通G、グローバル経営体制へ クラークCEOは退任

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電通グループは2023年1月1日付で、国内・国外の経営体制を一本化する。電通グループの五十嵐博代表取締役社長執行役員CEOを筆頭としたグローバル経営体制に移行し、日本をはじめ、米州、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)、アジア太平洋(APAC)の4地域制で事業運営にあたる。

電通インターナショナル社のグローバルCEOを務めるウェンディ・クラーク氏は退任する

体制移行に先駆け、コーポレート部門各機能を統合するための「統合オフィス」を9月15日付で設置する。顧客対応でもグローバルで統括する組織を新たに設ける。

電通グループの海外事業を担う電通インターナショナル社のウェンディ・クラークCEO(最高経営責任者)はことし12月31日付で退任する。電通グループの取締役執行役員からも退く。

クラーク氏は20年1日付で電通イージス・ネットワーク(当時)のグローバルCEOに着任。広告世界大手2位オムニコムグループ傘下のGSD&Mの上級副社長を務めた後、AT&T、コカ・コーラを経て、再びオムニコム傘下のDDBワールドワイドでCEOなどを務めた。