富士フイルムが青山に「クリエイティブビレッジ」開設、デザインとITの連携へ

富士フイルムは5月24日、東京・南青山に富士フイルムグループのデザイン・IT開発拠点「FUJIFILM Creative Village」をオープンし、同日に開所式を開催した。

本オフィスは富士フイルムのデザイン開発拠点である「CLAY(クレイ)」と、IT開発拠点の「Its(イッツ)」の2棟で構成されており、計170名が勤務する。

デザイナーが使用するCLAY棟はコンセプトづくり・建築デザイン・空間デザインや什器に至るまで、全て社内のデザイナーが手がけた。

1階は、集中力を高めクリエイティブな発想が生まれるよう、敢えて壁側を向いて座るデスクの配置に。さらに天高は5mと高さを設け、開放感を感じられるようにした。

また、デスク自体も奥行1500㎜と広くとり、スケッチしながらPCを使えるなど、設計からデザイナーの意見が取り入れられている。フロア中央には大きな吹き抜けを設置し、2階のデザイナーとも接点が生まれるような仕組みになっており、デザイナー間の共創を意識したつくりとなっている。

地上階は空港を、地下は地下鉄をイメージした。

エレベーターのボタンなど、細部にこだわりがつまった所内。

地下には3Dプリンターなど最先端の機器を揃えたプロトタイプ制作室や、シーズインキュベーションフロアと呼ばれる、「イノベーションの種」を創造するためのディスカッションスペースなども設えられている。

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