信濃毎日新聞は10月18日、創刊150周年を記念した「長所県長野県~素晴らしき日々のそばに~ 」プロジェクトの第2弾を発表した。今回は、長野県の名産品「そば」に長野県の長所を印字した「そば新聞」を発行する。
同プロジェクトは「長野県には、長所しかない。」をテーマに、今年7月から開始。第1弾は、文字の横の比率を縮めて縦長に変形させた「長体文字」を使用した「長体新聞」広告を掲載。また、開始時から公式Xアカウントにて、長野県の長所を継続的に発信してきた。
今回の同プロジェクト第2弾で制作したのは「そば新聞」。長野県の名産として知られている蕎麦に、食用インクを用いて長野県の長所を印刷し、魅力を広く発信することを目指す。また、今回は創刊150周年の記念イヤーにちなみ、長野県の長所を150パターン作成。蕎麦には150 種から抜粋した長所が印字されている。
さらに今回、発信した150の長所や「そば新聞」を紹介する特設サイトを公開。「交通量が多くないところでも、横断歩道で一時停止する善良な県民率 No.1」「高齢者就業率が日本一で、星だけでなく、人までも輝く長野県」といった、長所を閲覧することができる。
今回、制作に携わった電通のコピーライター 中辻裕己氏は、「調べれば調べるほど長所しかない、そんな長野県のいい“面(めん)”をどう伝えればよいか。答えは長野県民の愛する“麺(めん)”にあるのではないかと思い、今回『そば』という形にたどり着きました」と話す。
「中が見えるようにつくられているそばのパッケージ。この長所を活かし、そばに印字した長所を新聞記事のように見せることで、長所満載のそばが完成しました」(中辻氏)。
そば新聞は、信濃毎日新聞長野本社、信毎メディアガーデン、および銀座の長野県アンテナショップにて、合計100部限定で販売。同社 東京支社 営業部の岩重慶氏は「改めて長野県の長所に目を向ける契機としてもらえたら」としている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+電通クリエイティブフォース+CPU direct+マテリアル
- CD
- 岡本昌大、前田星平
- 企画
- 島田雄輔、澤村亮汰、宮嶋心、大月紗帆
- C
- 中辻裕己、佐野光
- AD
- 浅木翔
- D
- 高木寿桃、宮川貴匡、寺居朋聡
- CPr
- 鹿山日奈子、葛生知菜実
- Pr
- 押田竜馬、村山元木
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