ロッテは1月29日、地球環境について学ぶ新たなプロジェクト「固有種のマーチ」を開始すると発表した。プロジェクトは、「地球上のいきものを知り、考え始めることが、これからの地球の未来を守る行動につながっていく。」という同社の理念に基づき、楽しみながら固有種に触れ、学んでもらう狙い。
2024年で発売から40周年を迎える「コアラのマーチ」。同社はロングセラー商品を発売する一方で、地球環境課題が深刻化する現代社会を背景に、コアラのマーチならではの取り組みが求められていると考えていたという。
そこで、コアラも含めた、特定の国や地域にしかいない「固有種」に着目。固有種の保護と地球環境に対する理解を深めることを目指して、同プロジェクトがスタートした。
今回の取り組みについて、同社マーケティング本部の金田真里恵氏は、次のように話す。
「地球環境の課題を、お客さまと“楽しく”、“前向き”に取り組めるよう、当ブランドができることを考えました。プロジェクトを通じて、世界中にいる固有種たちに触れていただき、彼らを取り巻く環境について知っていただきたいと思っています」。
プロジェクト第1弾では、オーストラリアの固有種をテーマにしたオリジナルパッケージを、期間限定で受注販売する。パッケージは、通常商品と比べて、約2倍のサイズに仕上げた。
限定パッケージには、オーストラリアの固有種を学びながら楽しめるボードゲームを同梱。全12種類のコアラの絵柄を使用したゲームは、子どもから大人まで楽しめるつくりになっている。
「特に親子に親しまれているブランドであることから、ブランドパーパス『親と子がほのぼのした気持ちを共有でき、親子の時間をもっと楽しくする♪』に基づいて制作をすすめました。固有種に関する情報を、子どもだけでなく、親子で一緒に楽しく知っていただけるようにゲームも同梱しました」(金田氏)。
今後は、プロジェクトを通じて、小学校で固有種をテーマにした授業などを実施する予定だ。
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