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2022年9月に発売し、好評につき重版3刷が決定した『好奇心とクリエイティビティを引き出す伝説の授業採集』。著者の倉成英俊さんの元には、いまも様々な反響や本をきっかけにした依頼が届いている。今回は、特別コラムとして「伝説の授業採集」続編を掲載。書籍を読んだ学校の先生との出会いから生まれた、2つのワークショップについてレポートしてもらった。
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アドバタイムズでのこのコラムをまとめた書籍『伝説の授業採集」が発売されて以降、たくさんの方に読んでいただき、また最近でも、学校の先生方の間での口コミがジワリと広がっているようで、月並みですが、とても嬉しいです。ありがとうございます。
で、読んだ方からよく言われるのがこのセリフ。
「続編は書かないんですか?」
大好きな人々の、大好きな授業について書いてきたので、毎回かなりエネルギーを注がねばならず、もう1冊は無理だな…と思っていたのですが。気が向いた時に、ネットの記事としてならと、再びパソコンに向かい始めた次第です。気分任せのあくまで不定期ということで、ご了承を。
では、続編第一弾、始めます。
「伝説の授業採集 市川市妙典中学校先生ver.」
本というものはまさに扉で。新しい知識への扉ということもあるけれども、読者と著者が出会う扉でもあります。
2023年5月。我々の「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」のメールフォームから、1通のメールが届きました。
「主なご相談内容:講演を依頼したい。
本文:先日『伝説の授業採集』の本を見つけ、購入しました。「生徒の興味や関心を引き出す・学力向上につながる」ことをテーマにして、本校の夏休み中に行う職員研修の講演を依頼できればと思い、ご連絡いたしました。(後略)」
送り主は、千葉の中学校の先生。本を読んでいただいた方の依頼は無碍に断れません。返事を書き、zoomでまずはお話ししました。
仰るところによると、この学校では「自主性」を重んじているので、先生向けの研修も「先生方の内発的動機付け」をテーマに行いたいとのこと。
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倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
2000年電通入社、クリエーティブ局配属後、多数の広告を制作。2005年に電通のCSR活動「広告小学校」設立に関わった頃から教育に携わり、数々の学校で講師を務めながら好奇心と発想力を育む「変な宿題」を構想する。2014年、電通社員の“B面”を生かしたオルタナティブアプローチを行う社内組織「電通Bチーム」を設立。2015年に教育事業として「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」を10人の社員と開始。以後、独自プログラムで100以上の授業や企業研修を実施。2020年「変な宿題」がグッドデザイン賞、肥前の藩校を復活させた「弘道館2」がキッズデザイン賞を受賞。
倉成英俊 (Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
2000年電通入社、クリエーティブ局配属後、多数の広告を制作。2005年に電通のCSR活動「広告小学校」設立に関わった頃から教育に携わり、数々の学校で講師を務めながら好奇心と発想力を育む「変な宿題」を構想する。2014年、電通社員の“B面”を生かしたオルタナティブアプローチを行う社内組織「電通Bチーム」を設立。2015年に教育事業として「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」を10人の社員と開始。以後、独自プログラムで100以上の授業や企業研修を実施。2020年「変な宿題」がグッドデザイン賞、肥前の藩校を復活させた「弘道館2」がキッズデザイン賞を受賞。
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