ポートランドに移住して考えた「コミュニケーション」を生業とする人の使命

カヤックで移住事業を立ち上げ、自分も海外に移住することに…

はじめまして、松原佳代です。私は誰なのか、そして今回コラムを通じて、みなさんと一緒に「企業と社会課題(ソーシャルイシュー)の関係」について考えてみたいと思うに至った背景を、この第1回ではお伝えします。

まず自己紹介を。大学卒業後、初めて働いた会社で「広報」と「事業立ち上げ」という仕事に出会います。

それから編集の仕事を経て、面白法人カヤックというIT企業に入社しました。創業期から上場するまでの10年間、広報ブランディング、時々、事業開発や運営をしながら過ごしました。

移住事業をやっていた当時の写真。移住事業「SMOUT」は今ではカヤックの新しいチームが運営をし、日本最大級の移住事業へと成長しているようです!

その後、独立。スタートアップの広報支援を生業としながら、面白法人カヤックの子会社の代表を兼任し、移住事業を立ち上げます。そして移住事業をやっていたら自分自身が海外に移住してしまい、今に至ります。

現在は、米国の西海岸のポートランドという小さなまちに住みながら、日本の複数のスタートアップに顧問として参画し、経営やブランディング、広報をリモートでサポートしています。

また、私自身、ポートランドへの移住をきっかけに環境問題に着目をし、サステナビリティ領域の事業を立ち上げています。

コロナ禍にサステナブル事業で企業。日本でオンリーワンの、竹でできたトイレットペーパー事業を展開中。

まとめると、主に広報を生業としながら、興味関心の領域は経営やブランディング、社会課題。企業や事業を通じて、社会とのコミュニケーションを設計し社会課題の解決を目指すのが好きな人間です。

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松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)
松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)

スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。

松原佳代(広報コンサルタント/みずたまラボラトリー 代表)

スタートアップの広報育成・支援を手がける「みずたまラボラトリー」代表。お茶の水女子大学卒業後、コンサルティング会社、出版社を経て、2005年に面白法人カヤックに入社。広報部長、事業部長を兼任したのち子会社カヤックLivingの代表取締役に就任。移住事業の立ち上げに参画。2019年、家族で米国ポートランドに移住。一方、2015年に自身の会社「みずたまラボラトリー」を設立し、広報戦略、事業開発、経営全般にわたる経験と実績を活かしスタートアップの広報育成と支援を展開。富山県出身。富山県の経営戦略会議ウェルビーイング戦略プロジェクトチーム委員も務める。

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