WBCを見ていると流れる“あの広告” SNSで話題沸騰の渡辺パイプ、初のCMを関連放映枠に出稿した理由とは

新卒採用への効果にも期待を寄せる

3月14日(米国時間)に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝は、日本代表の敗退に終わったものの、SNSでは健闘をたたえる声が広がった。その中で、別の意味で注目を集めているのが「渡辺パイプ」の企業CMだ。お笑いコンビのオードリーがバグパイプ奏者として出演する内容で、同社にとって創業以来初のテレビCMとなる。TBS系のWBC放映枠に加え、WBCを配信するNetflixでも展開しており、BtoB企業がなぜこの舞台で広告を打ったのかに関心が集まっている。

SNSで話題沸騰の渡辺パイプCM

SNSで話題沸騰の渡辺パイプCM

渡辺パイプは、水道や住宅設備、電設、土木資材などを扱う専門商社だ。加えて、農業用ハウスや栽培システムなどを手がけるメーカー機能も持つ。

同社はこれまで、ラジオCMを中心に広告出稿を続けてきた。2023年4月からはニッポン放送「オールナイトニッポン」の水曜、土曜放送で番組提供を行い、ラジオCMも展開してきた。

想像以上の反響があったWBC効果

初のテレビCMとなる「ススメ」篇と「現場の最前線」篇は、2月27日に全国放送を開始した。「パイプ」という社名にちなみ、CMではオードリーの若林正恭と春日俊彰がバグパイパーの衣装に身を包み、渡辺パイプのさまざまな現場を行進する姿を描いている。3月2日から16日まで鳳(おおとり)駅(大阪府堺市)、若林駅(東京都世田谷区)、春日駅(東京都文京区)で屋外広告も展開した。

今回の企業広告の主な目的は、新卒採用の強化にある。2027年度の新卒採用が本格化するこの時期に合わせて、企業広告の実施を計画していたという。初のテレビCMを出稿するにあたり、登場感の醸成と企業認知の最大化を狙い、世界的に注目度の高いWBCへの提供を決めた。あわせて、WBCを独占配信しているNetflixにも出稿した。

狙い通り、反響はすでに表れている。SNS上では「WBCを見ていたら渡辺パイプのCMがよく流れる」「気になって検索した」といった投稿が見られた。

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