宝塚歌劇団は3月31日、公式サイトで「出演者を含む宝塚歌劇関係者に対する無断撮影への対応について」を公表し、出演者や関係者に対する無断撮影を禁止すると発表した。これまでは個人の記念として撮影する目的であれば認めていたこともあり、SNSでは「ルールを守れない人たちのせいで、全面撮影禁止になりました。」「当然」「せっかく見学スペースも作ってくれてたのに」といった反応が上がっている。直近ではスポーツ分野でも、迷惑ファンによる誹謗中傷に対してチームが公式に声明を出すなど、運営側が自らくぎを刺す場面が増えている。
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宝塚歌劇団が公式サイトに投稿した無断撮影への対応
宝塚歌劇団はこれまで、出演者への楽屋口付近などでの写真や動画の撮影について、公開を目的とせず、個人の記念として撮影し保管する範囲であれば禁止していなかった。一方で、そうした範囲から逸脱するようなケースを多数確認したことから、対応を見直したという。
今回の発表では、阪急電鉄の管理区域内において、出演者を含む宝塚歌劇関係者に対する無断撮影を禁止すると明記した。対象となるのは宝塚大劇場、東京宝塚劇場の敷地内で、館内外や来場者向け営業エリア内外を問わない。宝塚大劇場では、関係者出入口である楽屋口前のオープンスペースも含まれる。さらに、これらの区域外であっても、出演者を含む宝塚歌劇関係者に対する無断撮影は、用途を問わず控えるよう求めた。
宝塚歌劇団は今回の措置について、運営に携わるすべての関係者が安心してより良い舞台づくりに精進できる環境を整備するためだとしている。一部報道では、「逸脱」の背景として、近年はYouTubeやSNSへの無断投稿が相次いでいたとされる。
