東京都と東京国際文化芸術祭実行委員会は10月10日から、都内の複数エリアで新たな都市型文化芸術祭「ARTE TOKYO(アルテ・トーキョー)」を開催する。秋から冬にかけて都内各地で催されるアート、演劇、音楽、イルミネーションなどの多彩なプログラムを結び付け、都市全体の魅力を高める新たな「秋冬の東京の風景」を創出することを目指す。会期は12月31日まで。
ARTE TOKYOのロゴは木住野彰悟氏(6D)によるもの。
クリエイティブディレクターの齋藤精一氏が統括プロデューサーを務めるほか、建築家の視点からアート作品と都市の景観とのバランスなどを監修する「統括セノグラファー」には永山祐子氏が就任した。
4月28日には都内で記者説明会が開催され、統括プロデューサーの齋藤精一氏が概要やミッションについてプレゼンテーションした。
名称に掲げる「ARTE」はイタリア語やスペイン語で芸術やアートを意味する。実行委員会が主催するコアプログラムでは、現代アートチーム「目[mé]」によるプロジェクト「まさゆめ」など東京2020大会の文化プログラムのリバイバルや、公共空間を舞台にした多数のアート・エンターテインメント企画が予定されており後日詳細を発表予定。
現代アートチーム「目 [mé]」が2021年、東京の空に実在の人の顔を浮かべた巨大プロジェクトのリバイバルも計画中。
《まさゆめ》 目 [mé], 2019-21, Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル 13
撮影:金田幸三
※写真はイメージです
永山祐子建築設計による、廃棄予定の漁網をアップサイクルしたナイロン糸によるインスタレーション「うみのハンモック」の展示なども想定されている。
《うみのハンモック》
永山祐子建築設計
©︎Nobutada Omote
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会場はお台場などの「臨海エリア」「日比谷・丸の内」「代々木・渋谷」の3エリアが中心となる。ハイライトプログラムとして、日比谷や表参道、臨海副都心のイルミネーションイベントなど既存の企画も内包する。お台場で10月から12月にかけて開催される「国際美術展 TOKYO ATLAS」もこの一環の取り組みとなる。また銀座の高速道路「KK線」を舞台とするアートイベントなども含まれる。
齋藤氏は4月28日に開催した会見で、「共創プラットフォームとして、アートとエンターテインメントが融合した“傘”ができたことは画期的。各エリア間の回遊性を高め、東京における文化のインフラ化に期待いただけたら」と話している。


![写真 現代アートチーム「目 [mé]の作品](https://cdn.advertimes.com/wp-content/uploads/2026/04/artetokyo03.jpg)

