道枝駿佑、大橋和也、目黒蓮…… アイドルから俳優まで、韓国ブランドで広がるタレント起用

2026年2月、韓国スキンケアブランド「numbuzin」が、なにわ男子・道枝駿佑を新ブランドアンバサダーに起用した。近年はAnuaの大橋和也、Abibの松島聡、medicubeの目黒蓮、MOREMOの中島健人など、韓国コスメブランドによる日本のタレント起用が相次いでいる。アイドルに限らず、Biodanceは俳優・岡田将生を起用。本記事では、韓国コスメブランドによる日本のアイドルや俳優の起用事例を振り返りながら、背景にあるブランドの世界観づくりを整理する。

韓国コスメブランドによる、日本のタレント起用が相次いでいる。

2026年2月、韓国スキンケアブランド「numbuzin(ナンバーズイン)」は、なにわ男子・道枝駿佑を新ブランドアンバサダーに起用したと発表。道枝の「圧倒的な清潔感・透明感」がブランドの理想像と重なるとして、キービジュアルも公開した。

キービジュアル

同じく、なにわ男子の大橋和也も、2025年10月より韓国スキンケアブランド「Anua(アヌア)」のブランドアンバサダーとしてCMに出演。Anuaは大橋の「自然体でありながら多くの人を惹きつける存在感はブランドイメージを体現している」とし、幅広い層への認知拡大を狙っている。

キービジュアル

近年の韓国コスメ広告では、K-POPアイドルを起用し、ブランドの認知拡大やファン層への訴求を図るケースが多く見られた。一方で最近は、日本市場でのさらなる浸透を狙い、韓国タレントだけでなく、日本のアイドルや俳優を起用する動きが広がっている。

韓国発スキンケアブランド「Abib(アビブ)」は、2025年3月の日本再上陸にあわせ、timeleszの松島 聡をアンバサダーに起用。松島が普段から美容に力を入れていることや、進化し続ける姿勢が、ブランドの掲げる“ありのままの美しさ”を体現しているとしている。WebCMのほか、ポップアップストアも展開した。

さらに、同じくスキンケアブランド「medicube(メディキューブ)」は2026年2月、Snow Manの目黒 蓮をグローバルアンバサダーに起用し、話題に。CM「MeMe in N.Y.」篇では、ニューヨーク・タイムズスクエアを舞台に、“世界進出する目黒をサポートするmedicube”を描き、セリフやナレーションを目黒による英語で構成することで、グローバル志向を強調した。今後は日本のほか、アメリカや東南アジアなど海外でも順次展開する予定だ。

こうした起用が相次ぐ背景には、韓国コスメ市場の競争激化がある。日本でも韓国コスメはドラッグストアやバラエティショップで身近な存在になり、ブランド間の差別化が難しくなっている。その中で、日本の生活者に親しみのあるタレントを起用することは、ブランド認知を広げるだけでなく、店頭やSNSでの接点を増やす手段になっている。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事