導入件数1000件を突破、「職場のロリエ」「学校のロリエ」が取り組んだ「生理の困りごと」を解消する試み

2022年から花王が推進してきた「職場のロリエ」は、企業の福利厚生の一環として、トイレットペーパーと同じように、職場のトイレにナプキンを備品として設置することを推進するプロジェクト。取り組み開始以降、オフィスだけでなく工場や建設現場など多様な職場、さらには学校へと導入が拡がり、2026年2月に「学校のロリエ」特設サイトをオープンしている。

学校のロリエ

「『職場のロリエ』は、考えに賛同してくださったトライアル企業4社からのスモールスタートでした。そこから徐々に広がっていき、職場だけでなく学校からの問い合わせや導入依頼も増えていきました。もともと職場だけでなく学校にも広げられたらと『学校のロリエ』というネーミングやロゴもチームで用意していたので初めて学校にも導入されたと伺った時はとても嬉しかったです」と、クリエイティブディレクター 石田文子氏は振り返る。

「学校のロリエ」は、「職場のロリエ」の活動を知った人からの「学校でも導入できますか?」という問い合わせ、生徒会の学生たちが声をあげて導入に至ったケースもあるという。

「『職場のロリエ』については、ブランドアンバサダーである二階堂ふみさんにご協力いただいて早い段階から動画を作ってアドで活用いただいていたのですが、学校バージョンはありませんでした。学校への導入が250校をこえたところで、花王さんから『学校のロリエの動画も作りたい』というご依頼をいただきました」

4月に公開された「学校のロリエ」の動画では、突然生理がきたときや、ナプキンを交換する時間がないときの困りごとについて、二階堂ふみさんと学生たちが話し合う様子が描かれている。

「ロリエのコミュニケーションでは、嘘のないリアルな表現を大事にしているので、今回も『学生がどう思っているか』をきちんと内包したいと思いました。そこで二階堂ふみさんにファシリテーター役を担ってもらい、学生たちに『学校の生理で困ったことは?』について実際に話し合ってもらい長回しで撮って、そのリアルな会話から30秒の動画に落とし込んでいきました」

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