GMO NIKKOは5月8日、「新生活に関する意識調査」の結果を発表した。進学や就職など、この春新生活を迎える高校1年生・大学1年生・新社会人436人を対象として3月末に実施したもので、ライフステージ別にZ世代の意識や関心の違いを明らかにすることを目的としている。
新生活への期待は「新しい環境でのつながり・学び」が共通トップ
「新生活で楽しみにしていること」についての調査では、「新しい学びのスタート」が高校1年生では49.0%とほぼ過半数が回答。大学1年生・新社会人では「新しい出会い・人間関係」がトップに。新しい環境での人とのつながりや学びへの期待はZ世代に共通しているようだ。
また、大学1年生のうち、「自由な時間や行動範囲が広がること」と回答した人は32.6%。高校から大学への進学による行動の自由度が向上する解放感への期待が見られる。
人間関係が不安な高校生、学業面の不安が強い大学生
「新生活で不安なこと」についての調査では、高校1年生の回答は「友人・同級生との人間関係」(40.2%)がトップに。2位「勉強についていけるか?」(39.2%)、3位「学業で成果を出せるか?」(37.6%)も高い数値を示しており、人間関係と学業の両面で緊張感の強さが際立つ。
一方、大学1年生では、「学業で成果を出せるか」(33.3%)、「勉強についていけるか」(30.4%)と学業面の不安が人間関係に対する回答よりも多くなった。「友人・同級生との人間関係」と回答した人は25.2%と高校1年生の回答と比べるとやや落ち着いた結果を見せた。SNSなどを通じ、入学前からコミュニティを築きやすい環境にあることが背景として考えられる。
新社会人への調査で回答率が高かったのは、「初対面の人との会話」(31.3%)や、「仕事で成果を出せるか」(29.5%)、「お金が足りるか」(23.2%)など。職場や社会に出ることへの現実的な不安感がうかがえる結果だ。
「生活リズム」「無理をし過ぎない」バランス感覚が際立つ新社会人
「新生活で『自分を変えたい』と思うこと」の調査では、高校1年生 ・大学1年生の回答トップは共に「勉強にしっかり取り組むこと」。これを反映してか、「新生活で『新しく始めたい・挑戦したい』と思うこと」についての調査でも「勉強・資格取得」は、高校1年生で29.1%、大学1年生で28.9%が回答している。


