医療・介護・保育職が転職を考える“意外なきっかけ” 転職サービスが“急かさない”理由とは レバウェルが向き合う働き手の“心理”

レバウェルは、医療・介護・保育・ヘルスケア業界に特化した求人・転職プラットフォーム「レバウェル」の新CMを5月11日から放映している。女優の奈緒が看護師、介護職、保育士の3役を演じる。楽曲には、2026年2月1日にデビュー20周年を迎えた絢香が、本CMのために書き下ろした「WELL-come」を起用した。

「レバウェル」の新CM

新CM「身近な人の決断」篇で描くのは、身近な人の転職という決断を目の当たりにした主人公が、自分自身の未来にも思いを巡らせる姿だ。

看護師役では、夜勤中のスタッフステーションで先輩の転職の話を聞き、「じつは私も……」と切り出そうとした瞬間に患者から呼び出しが入る。伝えたかった言葉を飲み込み、患者のもとへ向かう場面を通じて、仕事と将来の間で揺れる心情を表現した。

介護職役では、最終出勤日を迎える同僚と移動介助を行う場面が描かれる。施設の入居者が同僚に「自分に合った場所なんて、動いてみないと分からないわよ」と声をかけ、その言葉が主人公の心に残っていく。

保育士役では、後輩から「地元、帰ることにしたんです」と告げられた後、「向こうでも保育士続けるつもりです」と聞いて安堵しながらも、自身の将来を考える姿を見せる。

転職を急かさず、キャリアに向き合うきっかけに

レバウェルCM_「身近な人の決断_総論」篇 30秒 A

医療・福祉分野では人手不足が深刻化している。厚生労働省の見通しでは、2040年に医療・福祉分野で必要となる就業者数は1070万人と推計される一方、経済成長と労働参加が進むケースでも974万人と推計され、96万人の差が生じるとされる。介護職員についても、2022年度の215万人に対し、2026年度には約240万人、2040年度には約272万人が必要とされている。

レバウェルを展開するレバレジーズの担当者は、医療・ヘルスケア業界の慢性的な人手不足について、「課題の裏には、現場の負担の増加がある」と話す。志や専門技術を持つ医療・ヘルスケア従事者が、患者や利用者に十分なケアを提供できない状況に、悩みや不安を抱えている現実があると考えているという。

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