日本ダイレクト・メール協会は7月19日、「『個の時代』のダイレクトマーケティング戦略」と題したビジネストレンドセミナーを都内で開催した。
第1部では、ジャーナリストの佐々木俊尚氏が、「企業と消費者がつくるソーシャルメディア時代のエンゲージメント」をテーマに基調講演を行った。ソーシャルメディアがもたらした消費行動の変化、情報の流れ方の変化をふまえた上で、情報流通基盤としての力を獲得したソーシャルメディアの構造と本質を解説。企業はいかに対応し、エンゲージメントをつくりだせばいいのかを探った。
続く第2部では「『個の時代』の企業と顧客とのコミュニケーションとは」をテーマにパネルディスカッションを実施した。パネリストとして佐々木俊尚氏のほか、JPメディアダイレクトの中島直樹・代表取締役CEO、フュージョンの佐々木卓也社長が登壇。モデレーターを日本ダイレクト・メール協会の吉川景博・ダイレクトマーケティング委員長が務め、マルチチャネル環境における伝え方の変化や、顧客セグメント、レスポンスアップのための効果検証と費用対効果の考え方などについて議論した。
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