電通は17日、英国の広告会社大手イージスグループ(本社ロンドン)の臨時株主総会が開かれ、電通による買収が承認されたと発表した。買収額は31億6400万ポンド(約4000億円)に上る見通し。英国裁判所の認可などを経たのち、10月~12月をめどに完全子会社化する。
電通は、イージスグループ買収に向けた同社との基本合意締結について7月12日に発表している。電通は世界の広告会社グループで5位。同8位のイージスを取り組むことで、海外分野の拡充を図る。
イージスは、メディアエージェンシー機能を核としながら、「アイソバー(Isobar)」や「アイプロスペクト(iProspect)」などデジタル領域に強いエージェンシーを傘下に持つ。電通はこうしたイージスの強みをてこに、新興国などの展開を強化する考え。
電通はこれまで、約10年間にわたって仏ピュブリシスと資本提携関係にあったが、今年7月で解消すると2月に発表していた。
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