インターネット関連事業のデジタルガレージは23日、Webメディア上の広告枠内において指定したキーワードの入力を促すことによって、コンテンツ閲覧者のブランド認知度を高めることができるWeb広告ソリューション「DoubleRecall(ダブルリコール)」の提供を開始すると発表した。
Webメディアが記事・画像などコンテンツの入るスペースに同サービスの広告枠を埋め込み、この枠に広告主がブランド広告を表示する。その広告メッセージ内でハイライトされたキーワードを、閲覧者が広告枠内の入力欄に打ち込むことで、そのメディアのプレミアムコンテンツが表示されるという仕組みだ。
日本におけるサービス提供開始は、このサービスを開発、提供してきた米DoubleRecall社とデジタルガレージとの資本・業務提携により決定した。デジタルガレージの全額出資子会社で投資・育成事業を手がけるDG インキュベーションがDoubleRecall社に出資、日本での「DoubleRecall」の事業展開を共同で行うことで合意した。3月以降のテストマーケティング開始に向け、すでに国内メディア、広告主各社への提案を開始している。
これまでブランド広告費は、インターネット広告市場に流入しにくい傾向にあった。例えば、米国におけるブランド広告の市場規模はメディア全体では910 億ドルと広告市場全体の60%を占めるが、インターネット広告におけるブランド広告の市場規模は60 億ドルとインターネット広告市場全体の25%に過ぎない。デジタルガレージは、同サービスの普及により、Webメディアにおけるブランド広告の展開をさらに活性化させていきたい考えだ。
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