博報堂DYホールディングスは16日、ネットスーパーの価格比較サイト「NESPA(ネスパ)」をオープンした。同サイト上で商品を選ぶと各ネットスーパーの合計金額が送料込で一覧表示され、最も安いネットスーパーで購入できる。食品や飲料、日用雑貨など提携するネットスーパーの商品を合算した約1万品目を取り扱う。イオンや西友、ロハコ(アスクル)、ケンコーコムほか2社が参加する。
運営は、博報堂子会社が出資して設立した「NESPA JAPAN(ネスパジャパン)」。社長は博報堂でプロモーションを担当していた太野垣洋一氏が務める。試験運用中は取扱い品目や提携先を拡大し、会員数が増加して広告枠の準備が整った後に本格展開する。
具体的には、ネスパにログインして商品を買い物カゴに入れると、ネットスーパーの買い物カゴにも自動で同じ商品が入る仕組み。その後、選択したネットスーパーにログインし、購入する。在庫データは1日1回更新のため、ネスパ上では在庫があってもネットスーパーでは在庫無しということもある。また、サイト間で情報は共有せず、ネットスーパー側で追加した商品のデータはネスパには記録されない。
今後は、蓄積されたデータを元に企業のマーケティング活動に活用していく予定。
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