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電通、インドのデジタル専門広告会社を子会社化

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電通の海外本社である電通イージス・ネットワークは1月30日、インドの広告会社WATコンサルトを子会社化すると発表した。すでに株式90%を取得し、今後100%まで取得することに同社株主と合意している。

WATコンサルトは、ソーシャルメディアをはじめデジタル領域に強みを持つ広告会社。インド全土でビジネスを展開し、70社を超えるグローバルクライアントを顧客に持つ。同国内の広告賞やスタートアップ企業に贈られる賞などを受賞している。

電通イージス傘下のメディアエージェンシーCarat(カラ)の調べでは、インドのデジタル広告市場は2015年、前年比34.6%増の5億1900万米ドル(608億4000万円)規模に伸び、テレビ、新聞に次ぐ第3の広告メディアになる見通し。うち、モバイル広告は8300万米ドル(97億2900万円)で、対11年比で16倍超となる急成長が目されている。

電通は急伸するインド市場においてデジタルとソーシャル領域を強化し、現地での成長戦略を加速させる狙い。


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