朝日新聞社は25日、インターネットを通じて不特定多数から小口の資金を募るクラウドファンディング事業に参入した。同社の社内ベンチャー組織「メディアラボ」によるもので、専用サイト「A-port」を同日オープンするとともに、資金を募集するプロジェクト8件を公開した。
全国紙によるクラウドファンディング事業への参入は初めて。新聞社の持つ編集力や情報発信力を生かして、サービスやプロジェクトの魅力を発信する。具体的には、朝日新聞紙面やデジタルでの編集特集、同社が出資するニュース・ブログサイト「ザ・ハフィントンポスト日本版」などを通じて発信していく予定だという。
資金調達の方法は、支援が目標額以上集まった場合に起案が実行されるもの(達成時実行型)と、目標を達成できなくても起案の実行を確約するもの(実行確約型)の2つがあり、起案者が選ぶ。プロジェクトの内容は朝日新聞社が審査する。支援者は、500円から出資することができる。
この事業は、2013年から14年にかけて同社の社内新規事業コンテストで最優秀賞に選ばれ、事業化された。公開しているプロジェクトは、福井県の活性化や星の観測データをもとに作成した音楽のCD化、捕鯨をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作など。
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