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ヤマハとヤマハ発動機、合同のデザインイベントを開催

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ヤマハとヤマハ発動機は7月3日~5日の3日間、東京・六本木の六本木ヒルズ大屋根プラザで合同デザインイベント「Two Yamahas, One Passion~デザイン展2015」を開催する。

会場では、今年3~4月にフランス・サン=テティエンヌ市で開催された国際デザイン展「第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015」に共同出展した作品「project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)」をはじめとする両社のデザインコンセプトモデルや製品、計13点を展示する。12点のうち6点が日本初公開、1点が世界初公開の作品となる。

モーターサイクル「√(ルート)」。
ライダーの目の前から計器類を排除することで、視線の先が風景と一体になる。シートからタンク上まで流れるようなフォルムは馬をモチーフとし、人と自然と乗り物の一体感を目指した。

電動アシスト自転車「0±0(ゼロプラスマイナスゼロ)」。
充電スタンドに設置し、自らペダルを漕いで充電する、充電した電気を家族とシェアする、電池を持ち出し電気で動く楽器や機器を楽しむーーそうした電気とポジティブに向き合うライフスタイルをアシストする。

ドラムス「RAIJIN(God of the Thunder)」。
既存のメソッドを超え、人間の表現欲を満たす理想的な構造を探求。ドラム楽器の中で暴れまわるように演奏できる球体は、演奏者を中心に噴出するエナジー増幅する音世界を視覚化する。

マリンバ「FUJIN(God of the Wind)」。
マリンバを二人で演奏し、エナジーを増幅させる。モーターサイクルの二人乗りさながらの奏法は、お互いのスイングやギャップがうむ偶発性を生かしたスリリングな演奏を楽しめる。

「VOCALOID Keyboard(ボーカロイドキーボード)」。
4月25~26日に開催された「ニコニコ超会議2015」に参考出品した、VOCALOIDエンジンが搭載された37鍵ショルダー型の歌うキーボード(試作品)。

「プロジェクト アーメイ」は、普段は楽器をデザインしているヤマハ デザイン研究所と、モーターサイクルなどのモビリティをデザインしているヤマハ発動機 デザイン本部が、互いのデザインフィールドを交換して、生産・商品化の制約に縛られることなく、それぞれの作法や考え方でデザインを提案するプロジェクト。ヤマハブランドを共有する両社が、相互に刺激を与え合うとともに、両社に共通する「ヤマハらしさ」を見出すことを目的としている。

両社はこれまでも「ヤマハレディースオープン葛城」「インドネシア植林活動」「ものづくり教室」など、結びつきが強い分野においてさまざまな共同事業を展開してきた。
中でも親和性・相乗効果の高いデザインの分野では、国際グラフィックデザインコンテスト「Graphic Design Award by Yamaha(グラフィック デザイン アウォード バイ ヤマハ)」の開催や、グッドデザイン受賞作品の共同展示「グッドデザインエキシビション」「東京モーターショー」での楽器展示など、さまざまな合同企画を展開している。


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