マクロミルの連結子会社エムキューブアンドアソシエイツに出資企業追加

株式会社マクロミルがかねてより出資企業を広く募ってまいりましたマクロミル連結子会社、株式会社エムキューブアンドアソシエイツ（以下マクロミル）に関しまして、2011 年２月25 日をもって、株式会社マッキャン・ワールドグループホールディングス（以下マッキャンWH）、株式会社ビデオリサーチが新たに資本参加いたします。

さらに、凸版印刷株式会社によるM-CUBE への出資を2011 年3 月中に実行することを目標として、凸版印刷とマクロミルとの間で2 月14 日に基本合意に至りましたことをお知らせいたします。

株式会社エムキューブアンドアソシエイツ（M-CUBE）について

M-CUBE は、全国の一般消費者の中から大規模な消費者購買パネル（QPR パネル）を構築し、さまざまな購買動向や、各種意識調査データを収集・管理する専門企業です。M-CUBE の提供する消費者購買動向データ(QPRデータ)は、マクロミルの他、広告代理店、その他事業会社など、企業のマーケティングに関わるサービスベンダーへと安定的に提供されます。

サービスベンダーは、QPR データをもとに各社の知見を生かした分析サービス・調査サービスなどを開発し、一般消費者を対象に事業展開するメーカ・流通等の企業へとマーケティングサービスを提供します。

家庭用スキャンパネルとして株式会社東急エージェンシーが約20 年にわたり展開してきたQPR 事業は、2007 年12 月にマクロミルと東急エージェンシーの共同展開による携帯型バーコードスキャナー方式へと改良され、飲料・食品・日用品業界を中心に好評を博してまいりました。

QPR™がマーケティングにおけるデファクトスタンダードなデータとなることを目指し、より信頼性の高いパネルデータとして提供・構築してゆくことを目的に、マクロミルがマーケティング関連企業へと広く出資を呼びかけた結果、マクロミル・株式会社博報堂ＤＹホールディングス・東急エージェンシーの共同出資企業として、消費者購買データの収集・販売を事業とするM-CUBE が2011 年1 月11 日に設立されました。M-CUBE は現在も出資企業を募集しております。

M-CUBE への新たな資本参加の内容について

この度のM-CUBE への新たな資本参加に関する詳細は、以下の通りです。

マッキャン WH 、ビデオリサーチ

2011 年2 月25 日をもって、M-CUBE 発行済株式総数の各1%を、マクロミルが保有するM-CUBE株式より各企業へ譲渡する旨の株式譲渡契約をマクロミルとマッキャンWH、および、マクロミルとビデオリサーチの間で、2011 年2 月14 日付で締結。株式譲渡については、本日付で、M-CUBE から譲渡承認を受けています。

凸版印刷

凸版印刷によるM-CUBE への出資を2011 年3 月中に実行することを目標として、マクロミルと凸版印刷との間で、2011 年2 月14 日付で基本合意。出資はマクロミルが保有するM-CUBE 株式の一部を譲渡する方法で、発行済株式総数の３％を予定。

出資比率について

この度の株式譲渡契約の締結につき、M-CUBE への出資企業および各企業の出資比率は、2 月25 日をもって以下の通り変更となります。

2011 年1 月11 日設立時

株式会社マクロミル　81.875%
株式会社博報堂ＤＹホールディングス　15%
株式会社東急エージェンシー　3.125%

2011 年2 月25 日時点

株式会社マクロミル　79.875%
株式会社博報堂ＤＹホールディングス　15%
株式会社東急エージェンシー　3.125%
株式会社マッキャン・ワールドグループホールディングス　1%
株式会社ビデオリサーチ　1%

M-CUBE の今後の計画について

2 月25 日をもって、M-CUBE はマクロミル・博報堂DY ホールディングス・東急エージェンシー・マッキャンWH・ビデオリサーチの５社共同出資企業となります。また、3 月中の出資実行を目標として基本合意しました凸版印刷に続き、マクロミルはM-CUBE への出資企業を今後も広く募ってゆく予定です。

M-CUBE は各業界をリードする企業との連携を今後も拡大してゆくことで、消費者購買動向データQPR™の活用可能性をさらに広げ、各業界におけるデファクトスタンダードとなる、新時代購買データの創出を目指してまいります。