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国内初、メタバースによるSNS「異次元ライフ」をリリース

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SKY-NETWORK株式会社は2011年6月22日よりインターネット上にて『異次元ライフ』Open βサービスを開始いたしました。

サービスの概要は、メタバースと呼ばれるインターネット上の仮想空間に創成した『異次元ライフ』(電子コミュニティの世界)内を<散策>いただき、利用者同士がアバターを介してコミュニケーションしながら、お気に入りのホームページを閲覧したり、投稿したり、さらには、出店企業にあっては店員(アバター)が、店舗の紹介や自社のホームページに誘導したりできる、今までに例を見ないビジネスモデルです。

事業化の背景と目的

日本国内のホームページ(HP)開設数に関する公式データはありませんが、日本ドメイン名事業者協会が捉えている2011年1月17日時点の国内におけるドメイン数は約205万と報告されており、実際のHP開設数はその数倍以上存在するのではと言われております。

因みに、Google社の検索エンジンを使い、最も多く使われているワードである「株式会社」を検索すると、3億7,000万件ヒットします。もちろん検索とは文字検索を言いますのでHPの数ではありません。しかしながら、見方を変えれば、現在私たちが持っているHPは、3億7,000万件以上にものぼる膨大な検索データの中に存在していることに他なりません。この膨大な検索データから「日の目を見る」サイトはいったいどれ位あるのでしょうか。実際は、それらほとんどはネットに埋もれた情報になってしまっていると言うのが実態といえます。

多くの企業がHPへのアクセスを増やす対策として、高額な費用を継続的に注ぎ込んでSEO対策を施すなどし、抜きつ抜かれつの攻防を繰り返したり、またはTVや新聞・雑誌・チラシ等の広告媒体でも、あえて「検索」キーワードを明示するなど各社必死です。しかしながら、体力が少ない中小企業や自営業者にあっては、よほど特殊なキーワードがない限り、HPはネットに埋もれてしまうというのが実情です。

そこで弊社は、CG化した電子コミュニティの世界を自由に<散策>いただき、利用者同士がアバターを介して交流を図りながら、現実世界の会社や店舗を始め各種産業や自治体・金融・医療・教育・文化等々と接点を持っていただくことで、地域の産業と経済の活性化と発展に結び付けていける、新たなインターネット利用サービスモデルを実現いたしました。

『異次元ライフ』は、日本国内はもとより海外にも例を見ないSNSです。<検索>は、今後もインターネットを利用していくうえで、欠かすことのできない利用手段ですが、<散策>もまた、人間の持つ心理・欲求を沸き立たせるもう一つの利用手段といえるでしょう。

『異次元ライフ』は、CG化された電子コミュニティの世界感をもちながら、今まで作りこまれてきたHPをそのまま活用できるところに大きな特徴があります。

HPのもつ唯一の弱点は、受身の情報発信媒体であることです。HPと呼ばれるごとく電子冊子そのもので、利用者から<検索>され、ページをめくられる(クリックされる)のを待つほかありません。<検索>はあくまでも文字検索であり、HP検索ではありません。したがって、前述したように、検索キーワードによっては、何百万件にものぼる検索情報に埋もれてしまうのです。

では、『異次元ライフ』の役割はというと、本に例えるなら、書籍(HP)を置いてある書店(空間)ということになります。書籍をジャンルや目的別に分類し書棚に納め、購読者が本を選びやすい状態にしておく環境を提供することにあります。購読者は必要とするしないに関わらずジャンルや目的から欲し本を手に取ることができるのです。さらに、本(HP)の著者(バナー掲載者)ともその場でコミュニケーションをとることができることから、ただ陳列されているだけではありません。本の著者自らが購読者を引き寄せることができるという、HPのもつ弱点を克服した、新しいインターネット利用スタイルです。

これからのインターネット利用は、デジタル放送とインターネットテレビの普及も手伝い、HPは一つの静的コンテンツとしてメタバースに組み込まれ、CG化された電子コミュニティの世界と一体化することで、動的コンテンツとして生まれ変わって利用されるようになって行くのではと思われます。

インターネット上の仮想空間に人々が集まり、コミュニケーションの場から情報発信や情報活用がなされる、まさに「開かれた家」(オープンハウス)が、今後インターネットの利用手段の一つとして確立されていくのではと思われます。