まつ毛メイクがキラリと光る女性を全国でスカウト
コーセーは、コスメブランド「Fasio(ファシオ)」の主要アイテムであるマスカラのブランディングと、新商品マスカラの販売促進を目的に、まつげメイクが美しい女性を一般投票で選ぶ「まつげ美人コンテスト」を実施している。
ファシオのマスカラでまつげメイクを施した一般女性の中から、美しい=長く、濃く、カールしたまつげの持ち主を、サイトを訪問したユーザーの投票によって選ぶ。まつげを長く・濃く・カールできるという同商品の強みを、ターゲットの等身大の存在に体現してもらうことで、魅力・機能性を効果的に伝えるねらいがある。
「マスカラは、他社もPRに注力している商品。マス広告での訴求だけでなく、より長期的に、よりリアルに、ブランドの魅力や商品の機能をアピールしていきたいと考えた」(同社宣伝部)。
コンテストは、パルコとのコラボレーション企画。渋谷、池袋、吉祥寺、熊本、宇都宮、千葉、津田沼、静岡、福岡、札幌、名古屋、心斎橋、仙台、広島の全国14店舗のパルコで、買い物などに訪れていた女性をスカウト。その場でまつげメイクを落とし、ファシオのマスカラを使ってメイクしてもらい、メイクがよく映える女性を「まつげ美人」として集めた。その数、各店舗約20人、計300人ほど。
人気ウェブサイト「美人時計」のスタッフが審査員となり、300人の中から予選に進む54人を選出した。「はじめは路上でのスカウトも検討していたが、規制もあって実現は難しかった。流通企業の何社かにお声かけしたところ、パルコに協力いただけることになった」(同)。
予選投票では、UU数2万人・投票数4万票 全国でちまたの話題に
予選以降は、ユーザーの投票によって選考が進む、ユーザー参加型の企画となっている。コンテストの特設サイトで、予選進出の54人を公開。6月23~28日に行われた一般投票により各店舗代表1人、計14人が本戦に進んだ。現在、本戦投票を受け付けており、この中から8人が準決勝に進む。準決勝ではさらに4人に絞り込まれ、8月末の決勝をもって、1人がグランプリに選ばれる。
グランプリに選ばれた「まつ毛美人」は、人気モデルの高垣麗子などが所属するモデル事務所「IDEA」と契約し、「ファシオ大使」として、雑誌をはじめとするさまざまなメディアに登場する予定。地元エリアから、未来のタレント・モデルを発掘する企画、という一面もあるのだ。
コンテスト開催にあたり、パルコ各店舗がある地元のメディアに向けて「地元エリアから未来のタレントを発掘しよう!」という切り口で情報を発信したところ、情報番組をはじめ多くのテレビパブリシティが得られた。また、パルコ前という、多くの人々が行き交う場所でコンテストの出場者をスカウトをしていたことが、コンテストの認知拡大に非常に効果的だったという。投票は全国から集まっており、予選の段階でのユニークユーザー数は20万人、投票は4万票に及んだ。
本戦投票は12日まで。準決勝投票が7月28日~8月10日、決勝投票が8月11~25日に実施され、8月27日にグランプリが決定する。グランプリ受賞式は渋谷パルコで開催され、一般にも公開するという。
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