全日本空輸(ANA)は15日、スマートフォンのカメラ機能を用いて同社の広告などにかざすと、航空機の機体が立体的に浮かび上がるアンドロイド端末向けアプリケーションの提供を開始した。AR(拡張現実)技術を用いたもので、最新機種「ボーイング787」の新規導入に伴う告知キャンペーンの一環。アプリはアンドロイドマーケットから無料でダウンロードすることができる。
スマートフォン向けARアプリ「セカイカメラ」を提供する頓智ドット(東京・新宿)が制作した。ANAのWebサイトや機内誌、広告などに掲載されているボーイング787の機影にスマートフォンをかざすと、モニター上にボーイング787の機体が立体的に表れる。
これは、KDDIとこのほど資本・業務提携を発表した仏Total Immersion(トータルイマージョン)社の画像認識技術を活用したもの。従来のセカイカメラはGPS(全地球測位システム)による位置情報をベースにしていたが、画像認識技術を取り入れることでGPSやマーカーなどを用いることなく、ポスターやチラシなど既存の試算を活用することができる。
頓智ドットはこの技術を用いた「Sekai Camera OpenVision Solution」を企業や自治体とのコラボレーションに活用していく意向。ANA以外にも、北海道日本ハムファイターズやサンリオピューロランド、タカラトミーなど複数社とARアプリの開発を進めている。
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