浜松市制100周年記念マスコットキャラクター「出世大名家康くん」。
今年10月11～27日に行われた「都市対抗野球大会キャラクター選手権2011」で優勝したほか11月26日まで一般投票受付中の「ゆるキャラ(R)グランプリ」では、キャラクター337体のうち、暫定36位という人気キャラクター。
良く見ると、ちょんまげがうなぎ。他にも着物の紋がみかん、袴の柄がピアノと、随所に浜松の名産品がちりばめられている。

浜松市は９日、同市の市制100周年記念キャラクター「出世大名家康くん」を活用した全国キャラバン「出世大名家康くん 日本縦断の旅」を開始した。同市の魅力を全国に向けて発信することを目的とした活動の一環で、浜松の名産品「浜名湖うなぎ」や「ガーベラ」などのイラストをあしらったラッピングカー「天下泰平号」に乗り、約１カ月間かけて北海道から九州までを縦断する。

「出世大名家康くん」を隊長に組織したキャラバン隊は、長野県、東京都、北海道、宮城県、新潟県、京都府、福岡県といった全国16都道府県・21市区町村を訪れながら浜松市のグルメ・観光・自然などを全国にPRし、12月13日に帰着する予定。各地で、地元メディアへの訪問や、地元のお祭り・イベントへの参加、徳川家康や徳川家ゆかりの地への訪問などを行うほか、訪問地の「ご当地キャラクター」と面談し、「名産品交換会」も実施する予定だ。訪問地との交流を図りながら、「浜名湖うなぎ」「三ヶ日みかん」といった同市の名産品をPRする。

９日に同市市役所で開催した出発式で鈴木康友市長から「天下泰平号」のキーを授与され、午後2時（11月9日午後2時＝「いい国作ろう」）、最初の目的地・長野県に向けて出発した。キャラバン隊出発に伴い、ツイッターのアカウントを「浜松市制100周年」から「出世大名家康くん」に移行、ブログ「家康くん日記」やユーチューブを合わせて、旅の模様を随時発信していく。

浜松市シティプロモーションブログ「浜松の元気」内、「家康くん日記」より
キャラバン隊が乗るラッピングカー「天下泰平号」。
浜松の名産品「浜名湖うなぎ」や「ガーベラ」などのイラストをあしらわれている。