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ダノングループ社員による「サッカーワールドカップ」、6月に日本で開催

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ダノングループ×JFA

27日にダノングループがJFAを表敬訪問。リチャード・ホール氏と溝畑長官、小倉純二会長がサッカーを通じてのコミュニケーションや日本からの発信について語り合った。

ダノングループは、全世界の従業員による社内サッカー大会「ダノナーズワールドカップ」を、今年6月8日~11日に東京で開催することを発表した。

「ダノナーズワールドカップ」は1997年に開始した、同社従業員によるサッカー大会。その目的は、従業員のモチベーションを高めること、そして連携を生み出し、強化することにある。また、グループとしての価値観を全社員で共有し、チームスピリットを構築することも目的とし、2年ごとに開催される。

大会は、男性チーム、女性チーム、混合チームによる3つのトーナメントに分かれて行われる。各国のダノンの4つの事業部(乳児用栄養製品、医療用営業製品、水製品、乳製品)が参加資格を持ち、トーナメントを開催。このトーナメントには、部署も上下関係も問わず、さまざまなチームが参加している。そして、国内ファイナルで優勝したチームが、世界大会の出場権を得るのだ。これまでにパリ、エビアン、マドリード、マーベラ、リスボン、マイアミ、アテネで開催された。2010年に行われたアテネ大会では、55カ国から116事業部が参加し、世界中から1万1700名が参加した。東京で開催される大会にも、50カ国以上、120を超える事業部から1000名を超える参加となることが予想されている。

27日に、ダノングループ のエビアン ボルビック アジア パシフィック社長リチャード・ホール氏は、日本サッカー協会(JFA)を表敬訪問。観光庁の溝畑宏長官、日本サッカー協会(JFA)の小倉純二会長と会談を行った。1000を超える人たちが海外から来日し、日本でサッカーの試合に臨むことについて、両者とも全面的にバックアップする姿勢だ。溝畑長官は「震災後、政府も日本の現在の状況について発信したが、なかなか伝わらない。観光客や留学生たちがソーシャルメディアを使って発信してくれたことが何よりも伝わった。ぜひダノンの社員の方たちもソーシャルメディアを使って、日本の魅力を発信していってほしい」と話した。グループ内のコミュニケーションや結束力を図るだけではなく、「日本を伝えるアンバサダー」としてのダノングループ社員の役割にも期待が寄せられた。

大会参加者はシェラトン・グランデ・トーキョーベイに宿泊し、競技は6月9日、10日に市原スポレクパークで開催予定。一般の観覧は予定されていない。

なお、ダノンジャパン10歳から12歳までの小学生年代である少年・少女が出場する、FIFA公認のU-12世界一を決める国際サッカー大会「ダノンネーションズカップ」も開催しており、現在、日本では地区予選大会を実施中。国内の決勝大会は、3月31日、4月1日に駒沢オリンピック公園総合運動場で開催される。優勝したチームは海外で開催される大会に参加できる。同社では「将来的には、ダノネーションズカップも日本で開催したい」考えだ。

「広報会議」2012年4月号では、ダノンジャパンのソーシャルプロジェクトについて取材をしています。こちらも併せてぜひご覧ください。