コラム

PRガール

コンプレックスがモチベーション

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誰もが認める超仕事人のお方が
漏らしていました。
「俺、仕事頑張るモチベーションって
『モテたいから』なんだよなー」。

社会に大きなインパクトを与えている
その方の原動力が意外に人間らしいことに
思わずにっこり。

今や万年モテキじゃないですか、と突っ込む私に
でもずっとモテない気がしてるんだよ、
子供の頃にモテなかったから、
どんなにモテても足りないんだよ、
っていうか今も全然…と。

見えないところで、
人はいろいろ抱えているものですね。

私にもコンプレックスがたくさんあります。

世の中には、
私くらい孤独を感じている人なんていない
と思っていた青春時代。
面白くも可愛くもすごくもなく、
いてもいなくても同じような自分。

ところがどっこい。
この間、元クラスメイトに
「伊藤さんみたいになりたい」と言われたのです。
私は彼女のようにいつも輪の中心で笑っている女の子に
ずっと憧れているのに。
何歳になってもそうなれなくて、今でもまだ悩むのに。
彼女にとって私は
「黙っていても人が集まってくるタイプ」に見えているんだとか。
そういうものなのかな。

先述の自称モテない先輩も、
私から見たらモテないわけがないんですが
その勘違いのおかげで
良い仕事が出来るのだとしたら
コンプレックスに感謝、なのかなぁ…。

学生時代、世界が沈むほど重かった自己嫌悪は
時に何かを進めるモチベーションになっていたことに気づき
自分自身との折り合いがようやくついてきたと実感する今日この頃。

この間、ミスコンで優勝するくらい可愛い知り合いが、
某企業の面接で
「可愛いだけで終わるのは嫌なんです」と
言ったと聞いて
他人にとっては強みに見えている部分が
100%のプラスではないのだと改めて思う。
(贅沢な悩みだと思うけど)

コンプレックスというものは
他人には一生理解されず、そして決して手放せず、
だけど、それを乗り越える意志が、
自分を動かし、人を変える力となる。
新しいものを生み出す原動力となる。
そう信じられたら幸せだな。

この全然パーフェクトじゃない人生が
愛おしいと思えるまで頑張る。
それが私の仕事のモチベーションです。

このコラムは、これが最終回です。

今後の私の動向は
ブログ:はあちゅう主義。
でご覧下さい。

全12回、お付き合いくださった皆様、
どうもありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

※連載「PRガール」は今回で終了です。ご愛読ありがとうございました。

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