BEANS EYE on OKINAWA NOW

ビームスは、15日に初のトラベルガイドブック「BEANS EYE on OKINAWA NOW―ビームスの沖縄。」を発刊した。同社は、2003年に“fennica（フェニカ）”というレーベルを立ち上げ、「デザインとクラフトの橋渡し」をテーマに、日本を中心とした伝統的な手仕事と、主に北欧などから集められた新旧デザインを融合するスタイルを発表。以来長年に渡り、沖縄に暮らす人たちが生み出すファッションや工芸、食などを紹介することで、ライフスタイルを豊かにするきっかけやヒントを発信し続けてきた。昨年12月には沖縄をテーマにしたウェブサイト「BEANS EYE on OKINAWA」を立ち上げ。ビームスと沖縄に関わる人たちの連載コラムを通じ、沖縄の魅力を伝えている。

今回発売された同ブックでは、ビームス視点を通して歴史、文化、風土、風俗など、沖縄の現在を多面的に紹介。沖縄の100のアドレスを紹介するほか、現地編集スタッフによる生の情報、沖縄の文化が分かる辞典などのコンテンツを掲載。また、元マガジンハウス・現ランドスケーププロダクツ所属の岡本仁氏や写真家・小説家として知られる藤代冥砂氏、料理家の根本きこ氏などによる寄稿文も収録され、普通のガイドブックに飽き足らないという人の“2冊目”として提案する。

同ブックの発売を記念し、代官山蔦屋書店をはじめ都内各所でイベントを実施。書店ほかビームス、沖縄県アンテナショップ「わしたショップ」でも販売される。価格は1,680円。