セイコーホールディングスと東京地下鉄は、４月11日から東京メトロ銀座線に導入される新型車両1000系で、広告貸し切り電車「銀座の歴史と銀座線フォトギャラリー電車」を30日までの期間限定で運行する。

銀座線の新型車両1000系の車内で実施される「銀座の歴史と銀座線フォトギャラリー電車」の様子。 車内ポスター、ステッカー、車内ビジョンを活用して 和光「時計塔」と銀座線の歴史を紹介するとともに、「今までありがとう、そしてこれからも皆様の暮らしとともに」という感謝のメッセージを伝える。

銀座・和光「時計塔」の竣工80年と、銀座線開業85周年を記念したタイアップ企画。車内ポスター、ステッカー、車内ビジョンを活用し、時計塔と銀座線の歴史を写真やエピソードで紹介するとともに、「今までありがとう、そしてこれからも皆様の暮らしとともに」という感謝のメッセージを伝える。

新型車両1000系は、銀座線開業から40年間運行していた旧1000形と同じ レモンイエローを車体色として採用するなど、レトロなデザインが特徴。 11日に導入、営業運転を開始する。

時計塔・銀座線のみならず、和光本館のウィンドウディスプレイの歴史や、2012年４月１日にリニューアルオープンした「セイコーミュージアム」（東京・墨田）に展示されている時計などのコレクションの一部、また銀座線各駅にまつわるエピソードもあわせて紹介する。

このフォトギャラリー電車の運行にあわせて、銀座駅構内・銀座四丁目エリアでも、壁面パネルや柱巻きを活用した同様の展示を11〜24日に開催する。フォトギャラリー電車および駅構内の施策の企画・制作は、オリコムが手掛けた。