ヘンケルジャパンのヘアコスメティクスブランド「シュワルツコフ プロフェッショナル」事業部は、フェイスブックを活用したヘアサロン支援サービス「ソーシャルパートナーサロン」の本格始動にあたり、都内で記者発表を行った。
記者発表では、シュワルツコフ プロフェッショナル事業本部 取締役本部長 高岳史典氏によるサービス説明をはじめ、2年前より「マルチプラットフォーム企業」と掲げ、デジタルマガジン領域にも注力しているコンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン デジタル推進室室長 田端信太郎氏が、SNSを活用し拡大するビジネスプロモーションについて語った。
「ソーシャルパートナーサロン」とは、フェイスブックを活用して行われる、新しいサロン支援。同サービスは、サロンプロフィールやスタッフ紹介等の情報を登録するだけで簡単にフェイスブックページを作成できるもので、運営面のサポートが行われるほか、コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパンの協力のもと「VOGUE JAPAN」のスナップコンテンツや海外ドラマなどのエンターテイメント情報を利用できる仕組み。「ブランド力を全面に押すものでなく、あくまでもヘアサロンの支援が目的だ。
同社が独自で行った調査によると、現在一般女性がヘアサロンを探す際に最も多く使っている手段がWeb検索。さらに61.6%がソーシャルメディアの情報をきっかけに商品やサービスを購入しており、48.5%が好きなブランドや企業の情報をソーシャルメディアから取得していることが明らかとなった。また、フェイスブックのファンページを使った情報発信及び情報収集が欠かせない今、多くのヘアサロンから「フェイスブックを使った情報発信を行いたいが、常に発信できるほどのコンテンツがない」や「更新作業が大変」などの声が上がっていたという。
これだけソーシャルメディアでの情報流通がスタンダードになった今、若い女性を顧客に持つヘアサロンという場でソーシャルメディアがなかなか活用されていない。本サービスがヘアサロンと顧客を結ぶプラットフォームになれば」(シュワルツコフ プロフェッショナル事業本部 取締役本部長 高岳史典氏)。
今年度中に2000サロンの契約数を目標に掲げスタートする同サービス。現在既に1200を超える契約が決定しており、サロンと顧客を結びつける存在としてますます普及していきたい考えだ。
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