日産自動車は28日、新ソーシャルメディアプロジェクト「にっちゃん」発表イベントを日産銀座ギャラリーにて開催した。
今回発表された企画は、一般の人から意見を募って採用する「2、3万円であなたの企画をお買い上げ企画」、移動型の事務所カーを創り出す「究極の“移動事務所カー”をつくれ企画」、車を持っていない大学生に車を与え実際にモテるのかを試す「検証“クルマでモテるのか!?”企画」など計7つの企画が発表された。
「ヒットさせる一番の決め手は、“作り手が本気で楽しむこと”。結果や数字ばかりに気を取られず、大の大人が本気で馬鹿笑いしながら楽しんで創るもの。それが仕事において何より大切にしている姿勢で、ヒットの要因となるものです」(鈴木氏)。
本プロジェクトは、同社のブランドメッセージでもある「今までなかったワクワク」をテーマとしたソーシャルメディアを活用した取り組み。編集長に放送作家の鈴木おさむ氏を迎え、フェイスブックを中心としたソーシャルメディア上で毎月5本程度の参加型コンテンツを発信していく。車という枠に捉われない“ワクワク感”のある内容を広いターゲットに向けて伝えることが狙い。「鈴木さんは“お茶の間の感覚”を熟知している人。ソーシャルメディアにその感覚を持ち込むことで、これまでにない面白いメディアが生まれると考えました」(日産 マーケティング本部 柳信秀氏)。
イベントでは、鈴木氏とともに「にっちゃん」のリポーターを務めるタレント・キャスターの高見侑里、企画・運営に携わる日産 マーケティング本部の2人が加わり、同社が独自で行った調査「日本人のワクワクに関する調査」結果を踏まえたトークショーを開催。その後、今後の企画内容について鈴木氏より発表が行われた。「これまでの経験やノウハウをすべて集結させ、一企業のソーシャルメディアという枠を飛び出し、新たなチャネルを創り出したい。本気で楽しめるメディアづくりに、本気で取り組んでいきます」(鈴木氏)。
“にっちゃん”プロジェクトは本日よりスタート。イベントの最後に鈴木氏が同社フェイスブック上に「みなさん、こんにちは。鈴木おさむです。日産の本気の新しいチャレンジ「にっちゃん」の編集長に就任しました。誰だってワクワクが好き。でもワクワクすることは難しい。だからみんな一緒にワクワクしましょう」とコメントをアップロードし、プロジェクトはスタートを切った。
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