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東京・西部に新たな商業施設「nonowa西国分寺」がオープン

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「nonowa」を含む駅舎外観は、「国分寺崖線の地層の重なり」をモチーフとしたデザイン。


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ロゴマークは、廣村デザイン事務所が手掛けた。マークを構成する三色はそれぞれ、武蔵野の土、そこに育つ緑、流れる水を表す。

JR東日本の子会社で、商業施設の企画・開発・運営を手がけるJR中央ラインモールは9月13日、JR中央線・西国分寺駅に新たな商業施設「nonowa(ののわ)西国分寺」をオープンする。

西国分寺駅はJR中央線とJR武蔵野線の乗換駅で、1日の乗降人員は5万人にのぼる。JR東日本は同駅を通勤・通学などの交通拠点として重視、2000年に発表した中期経営構想の中核事業「ステーションルネッサンス」の一環として駅の利便性・快適性向上と高収益化を目指す取り組みを進めてきた。「nonowa」は、その取り組みの一つとして開業するもので、駅を利用する乗降客はもちろん、駅の周辺住民にも愛される施設として運営していきたいとしている。

施設のコンセプトは、「WESTERN★JUNCTION(ウエスタン ジャンクション)」。日々多くの乗降客が行き交う駅構内の光景を、西部開拓時代のアメリカの街の雰囲気に重ね合わせた。テナントは、昨年10月に中央線下りホームに先行オープンした売店・カフェなどの4店舗に加え、和洋菓子店、雑貨店、カフェ、ベーカリー、ブックストア、コンビニエンスストアなど、利用客にとっての利便性を重視したさまざまなジャンルの16店舗が入居予定。計20店舗のラインナップとなる。なかには、地元野菜を販売するショップや、中央線沿線や武蔵野地域で人気のあるスイーツショップも含まれ、西国分寺周辺、中央線沿線の魅力をアピールする目的がある。

施設名称の「nonowa」には、武蔵野の地に「人の輪」「環境の環」「心の和」といったさまざまな「わ」が生まれることを願う意味を込めたほか、廣村デザイン事務所が手掛けたロゴマークでも、重なり合う輪やストライプで、さまざまな「わ」がつながり合うことを表現。マークを構成する三色はそれぞれ、武蔵野の土、そこに育つ緑、流れる水を表しており、同施設の、地域との関わりを重視する姿勢を伝えたい考えだ。

同施設の年間売上は、約15億円を想定している。