熊本県では、9月から12月までの間、「くまもとアートポリス建築展2012」と題し、様々なイベントを開催予定だ。
「くまもとアートポリス」は、今年で25年目を迎えるプロジェクト。熊本県内を舞台に、豊かな自然や歴史、風土を生かしながら、後世に残り得る文化的資産としての優れた建造物を造り、人々の都市文化、建築文化などへの関心を高め、地域の活性化に資する熊本独自の豊かな生活空間を創造するとともに、世界へ向けて文化の情報発信基地「熊本」を目指すことを目的としている。
その成果を広く県内外に紹介するべく、プレイベントとして9月8日に「くまもとアートポリス建築展2012東京シンポジウム~くまもとアートポリスの25年~」を開催。その後、9月15日には熊本県庁でプロジェクトシンポジウム「アートポリスの学校建築―みんなで創り、育む学校―」を予定しており、パネリストとして伊東豊雄、桂英昭、曽我部昌史らが参加する。こちらは見学会、シンポジウムともに8月31日まで参加者を募集中だ。
11月23日〜12月24日には熊本市現代美術館で「最新15の建築力」~パネル、模型、映像で見るアートポリスプロジェクト~」が開催。25周年記念国際シンポジウム「熊本から、みんなで考える-郷土、文化的資産、世界」として、23日にはドイツの建築家・ペーター・ヒューブナー氏の基調講演、鼎談「蒲島知事、小山薫堂、伊東豊雄と考える-クマモトからの可能性」が、翌24日には講演「アートポリス再考」が行われ、山本理顕、内藤廣、乾久美子、藤本壮介らが参加する。期間中には天草アーバ建築塾、写真展、アートポリスバス見学ツアーなど、12月までの期間に多彩なプログラムが用意されている。
このプロジェクトでは、小学校や橋など77の施設が完成し(2012年6月末現在)、「日本建築学会作品賞」や「土木学会田中賞」など数多くの賞を受賞。93年には、くまもとアートポリスの取組みそのものの文化的意義と功績が評価され「日本建築学会文化賞」を受賞するなど、建築文化事業として全国的にも高い評価を受けている。
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