資生堂は10日、本社社屋の建て替えに伴い、新社屋「資生堂銀座ビル」(東京都中央区銀座7丁目)を今年10月2日にオープンすると発表した。生産性の向上と効率化を目的に、都内に分散しているオフィス機能(子会社含む)を3つの本社拠点(資生堂銀座ビル、汐留オフィス、汐留FSビル)に集約し、部門の再配置を行うとともに、一部の施設を閉鎖する。
新社屋は地上10階・地下2階建て。オフィス機能として6階から10階の5フロアを使用するほか、肌の悩みを抱える人にアドバイスを行う美容施設「資生堂ライフクオリティー ビューティーセンター」や多目的ホールに加え、商業スペースとして外部テナントも入る予定。ビルの基調となるデザインには、資生堂を象徴する「花椿」、「唐草模様」を採用し、環境対応として屋上緑化を行うとともに、環境性能の高い資材の使用や設備を導入することで、旧社屋に対して約30%のCO2削減を図る。
「資生堂銀座ビル」には、宣伝制作部、企業文化部をはじめ、子会社「資生堂パーラー」などが10月上旬より順次入居する予定。さらに、2014年秋に、「資生堂五反田ビル」を閉鎖し、ここに入居する「資生堂ビューティークリエーション研究センター」を含む複数の部門を「汐留FSビル」に配置する。これら一連のオフィス再編は、2014年秋までの完了を目指し、都内の同社のオフィス面積を約10%削減するとともに、外部への賃貸収入を含めたオフィス賃料を改善する考え。オフィス関連総コストは、新社屋の建設及びオフィス再編にかかる投資及び費用のため一時的に膨らむものの、2015年度は2012年度並み、2016年度以降はコスト低減を見込む。
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