日本コカ・コーラの緑茶ブランド「綾鷹」は、今年45周年を迎えるタカラトミーの「人生ゲーム」とタイアップした“綾鷹版”人生ゲーム「綾鷹　人生ゲーム」をブランドサイトで無料公開した。

「綾鷹」は、450年の歴史を持つ宇治の老舗茶舗「上林春松本店（かんばやししゅんしょうほんてん）」の協力を得て同社が開発したもの。「綾鷹　人生ゲーム」では、上林春松本店が茶師として創業した戦国時代から、コカ・コーラ社と出会い「綾鷹」が誕生する現代までの450年の歴史がフィクションのゲームとして楽しめる。

歴史を追体験するゲームを通じ、にごりのある緑茶飲料をペットボトルで実現する開発過程に多くの苦労があったこと、上林春松本店は日本のお茶文化の歴史に欠かせない存在であることを、アピールする狙いがある。

「綾鷹のターゲットは、30～40代の男性。子どもの頃に楽しんで馴染みのある「人生ゲーム」のスキームを活用することで、ターゲット層に話題喚起できるのではないか」（PR担当）と考えた。

プレイヤーはウェブ上でルーレットをまわし、出た数字の分だけコマを進めることができ、体験するイベントに応じて茶道や上林春松本店の歴史にまつわるアイテムや茶園、小判などを獲得できる。「茶師として名をあげる」第1章、「茶師から茶商に転身する」第2章、「コカ・コーラ社の綾鷹が誕生する」第3章の3ステージに分け、まずは第1章を公開しており、第2章は9月公開予定としている。ゲームは、PCやスマートフォンから楽しむことができる。

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