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56年ぶりの「東京五輪」開催決まる 歓喜のパブリックビューイングに2000人

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東京での五輪開催決定を喜ぶ来場者ら(8日午前5時20分ごろ=東京都世田谷区)

イスタンブールとの決選投票を経て東京が2020年夏季五輪の開催都市に選ばれた日本時間の8日早朝、都内のイベント会場では開催決定を喜ぶ声に包まれた。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会に合わせ、東京の最終プレゼンテーションから開催都市発表までの模様を中継する「パブリックビューイング」が東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた。集まったのは約2000人。イベントは7日午後10時(日本時間)に始まり、10時30分からの東京のプレゼンを中継。投票までの時間はライブやオリンピアンらによるトークなどが行われ、午前5時に始まったセレモニーでIOCのロゲ会長から「TOKYO」と告げられると、場内から歓声や叫び声が挙がった。発表時には北京五輪リレー銅メダリストの朝原宣治さんや、元マラソン選手の千葉真子さん、タレントの中川翔子さんらが参加し、開催決定を喜んだ。

午後10時の開始当初はまばらだった会場内は、投票が始まった午前3時45分ごろから徐々に人が増え始め、5時のセレモニー前には発表を待つ人で埋め尽くされた。

パブリックビューイングは、7日と8日に開かれている「スポーツ博覧会東京2013」内の一企画として開かれたもの。同じく東京商工会議所でも、招致関係者らを集めたクローズドイベントが夜を徹して開かれた。