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コラム

もっと愛してブラックサンダー!伊藤係長の奮闘記

「一目で義理とわかるチョコ」。初めての広告が世に出るまで(後編)

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私たちはメーカーで、なかなか消費者と直に接触できる機会はありません。もちろん当社の商品が店頭に並んでいて、それを買って行く人を目の当たりにすることはあるのですが、今回のイベントは、当社の商品で消費者が本当に喜んでくれることを肌で実感することができた貴重な経験でした。個人的には、自分が想像しているよりも、ブラックサンダーが大きなパワーを持ったブランドであることを発見することができたように思います。

今回のイベントは結果的に大成功だったと感じています。当初目的にしていたメディアにも取り上げられ、広く話題を拡散させることに成功したと考えているからです。また、この効果はすぐに売上に影響するわけではありませんが、「ブラックサンダーというブランドは、何か面白いことをする」ということを発信し、イメージを醸成できたのではと思います。

そして何より、前述したとおり、消費者の顔を直に見られたこと、当社の商品で喜んでくれる方がたくさんいらっしゃることを実感できたことが、このイベントを行ったことによる一番の収穫だった感じています。

イベント期間中、マーケティング部の部員には、なるべく現場に行くように指示しました。もちろん初めてのことで、次につなげるために現場を確認しておく必要があると思ったということもありました。しかしそれ以上に、この消費者との接点は、確実に社員のモチベーションにつながります。私もそうですが、部員は「またこのような形で消費者と接点を持ち、よりブラックサンダーを広めたい!」という気持ちになったと思います。

次回はそんな私たち有楽製菓の、広告・コミュニケーションや情報発信に対する考え方・方向性についてご紹介しようと思います。