コンテンツレコメンドエンジンのOutbrainが日本で本格始動。

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独自のアルゴリズムに基づく、コンテンツレコメンドエンジンにより、トラフィックの獲得を望むメディア企業やオウンドメディアへの集客を望む企業と読者を結ぶコンテンツ回遊プラットフォームを提供する米国Outbrain社が、11月に日本法人を設立。

来日した、同社APAC&EEMEA担当のマネージングディレクターであるEytan Galai氏に世界のコンテンツ・マーケティングの潮流、またOutbrainの日本における戦略について話を聞いた。

Outbrainのレコメンドエンジンが埋め込まれたメディアには、上のような記事のレコメンドが表示される。右下にあるのは、Outbrainのロゴマーク。

――Outbrainのビジネスモデルとは。

当社が独自に開発したレコメンドエンジンを無料でメディア企業に提供。メディアに埋め込まれた外部リンクから外部サイトへのトラフィックが発生した場合に、トラフィックを購入した企業からの広告収入をメディアに対して、レベニューシェアする仕組みをとっており、すでに世界で10万サイト以上で導入されている。

多くの企業にとって、オウンドメディアへの集客が課題になっていることから、メディア企業だけではなく、世界的にはアメリカン・エキスプレス、コカ・コーラ、レッドブルなどの大手クライアントでも導入されている。

オウンドメディアの記事が、他のメディアでも露出することから、コンテンツへの興味関心をフックに、自社サイトへの誘因を促すことが可能だ。

おすすめ記事が表示されるのは記事直下のスペース。これまで、広告枠としては注目されていなかった、このスペースに、そのユーザーが興味を持つであろう記事が配信される。

テキストだけでなく、人気や個人属性、行動属性、ソーシャル上での共有率の5つの切り口で多角的にコンテンツを分析、パーソナライズドされたコンテンツレコメンドを実施しており、ユーザー満足を最優先で考えている。

おすすめ記事として表示できるコンテンツについてはガイドラインも設けており、ストレートな広告が表示されないことを原則としている。実際、一般的な検索エンジン経由のセッションごとのPVと比べても40%以上高いことが分かっている。

――事業開発のきっかけは?

創業者があるオーディオ機器に関する、秀逸なブログ記事を読んだことがきっかけだ。広告や自社メディアで発信される記事と違い、その客観性のある記事は、とあるブランドのPRになっていたにも関わらず、その記事は一部の人にしか見てもらうことができない。

ユーザーにとって最適な、コンテンツのディスカバリーを支援できれば、ユーザーにとっても企業にとっても、メディアにとっても有益だと考えた。

――日本での今後の展開は。

国内の大手メディア企業のネットワークを構築し、3月にはクライアント企業に対してもサービスを提供できる体制になる予定だ。

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