“ 奇天烈な広告マン ” から学んだ語学力とデザイン
英語を勉強するにあたって、やはり興味のないトピックの英語は頭に入らず上達も遅い。私は未だに金融関係の英語ニュースは苦手だけれど、下ネタとガールズトークの英語だけは人一倍上手かもしれない。そして当時テッドと話す内容は、自分が興味のある広告の話だったりデザインの話だったりした。
これが私の英語と、ニューヨークでアートディレクターとして生きていく力の元になったのだろう。(余談だが、良く聞かれるのであえて書くと、テッドとは一度も付き合っていない。とっても余談で失礼!)
『ドロガ・ファイブ NY』が創設される以前のこの頃のテッドは、時間もふんだんにあり、私のデザインにアドバイスをくれたり、新しい(大抵がくだらない)クリエイティブアイデアを一緒に考えたりして、彼の奇天烈ぶりにはいい刺激を受けた。超がつく程の広告オタクのテッドは、テレビやゲームオタクでもあった。
とにかく好きな物が山のようにあり、どんな物事に対してもオピニオンがはっきりある。目の前にあるコップの形から、政治についてまで自分の意見をしっかり持っていて、話し出すと止まらない。
そんな面白くてちょっと変わったテッドと『ドロガ・ファイブ』については、昨年創刊したiPadマガジン『HEAPS』の創刊号で特集させてもらった。テッドについての記事では、同じ日に出会ったKen Ratcliffeに親友から見た「テッドという広告マン」を分析してもらって書いた記事もある。興味のある方は是非ダウンロードして読んでみて欲しい(無料です)。
ニューヨークに来て1年半経った頃、予定より少し遅れたけれどソニーミュージックに就職し、聞いた事のないバンドやアーティストと仕事をする事になるお話はまた次回……。
※次回の更新は、2月5日(水)です。
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