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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

公私混同計画。(3)

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「忙しい」は、(なるべく)言わない。

キャリアが上のコピーライターたちに追いつき追い越していくために、僕にはもうひとつ、自分ルールみたいなものがあります。それが、「忙しい禁止令」。

仕事を頼まれるとき、「いま忙しい?」と聞かれること多いですよね。本当に忙しいと、つい「忙しいです」と返してしまいがちですが、ひとまず「ぼちぼちです」などと答えて内容を聞いてみる。すると、気がつけば巻き込まれています(笑)

こんな感じで断らないだけで、いまの環境ではどんどん仕事がやってくるので、このところ担当案件の数が1年前の3~4倍になりました。パンクしない程度に、なるべく今後もルールを守っていきたいです。

好きなことを仕事にするのが、いちばん幸せだ。

先週、宣伝会議賞の贈賞式に行ってきました。コピーを書きはじめて以来、業務外でのトレーニングとして毎年真剣に取り組んでいたので、賞までいただけて本当にうれしかったです。

好きなことを仕事にするのを恐れる人もいますが、僕は好きなことを仕事にするのが、いちばん幸せだと思っています。

以前は世の中の大多数の人と同じように、日曜の夕方になると憂鬱な気持ちになっていました。でもコピーライターになってからは、それが一切なくなりました。

好きなことをしている平日は休日のようなものですし、休日に仕事をしたり、仕事のことを考えるのも、好きなことなら自然と楽しめるはずです。

少なくとも僕はいま、いい意味で公私混同できています。

これまで読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

古橋 亮羽(フルハシ リョウ)
東京アドデザイナース コピーライター。1985年生まれ。愛知県安城市出身。愛知大学経済学部経済学科卒業。FCC新人賞、第6回SBSラジオCMコンテスト 優秀賞、農林水産広告賞 審査員特別賞など受賞。2009年 宣伝会議コピーライター養成講座基礎コース名古屋教室、2011年 専門コース中村禎クラス修了。三度の飯にカレーをかけるのが好き。

『コピーライター養成講座』2014年4月開講
一流を育てる実践型カリキュラム
多彩な修了生を輩出している本講座。広告クリエイティブだけでなく、インタラクティブ領域のコミュニケーション、マーケティングやメディアクリエイティブなど、さまざまな視点からコミュニケーションを構築する能力を養い、次世代のクリエイターを育てます。