【前回のコラム「公私混同計画。(2)」はこちら】
古橋 亮羽(東京アドデザイナース コピーライター)
みなさん、こんにちは。古橋 亮羽(フルハシ リョウ)です。
キラキラネームですが、この名前は嫌いじゃありません。
前回はコピーライターになってからの、名古屋時代のことを書かせていただきました。
最終回となる3回目は、舞台を東京に移して最近の話。今週もよろしくお願いします。
だから、東京へ行こう。
転職活動をしていた頃から、できれば東京で広告の仕事をしたい、と考えていました。
名古屋でコピーライターになってからも、いずれ東京に行くんだ、という気持ちは変わりませんでした。
もっとたくさん仕事がしたい。もっとでかい仕事がしたい。
もっと広告のコピーが書きたい。
だから東京へ行くことは、僕にとって最も早い方法だったのです。
有名な会社、ステップアップにつながる会社の求人を見つけたら、ダメ元で応募してみるようになりました。そして転職してから2年が経とうとする頃、いまの会社から採用の通知をいただいたのです。
書いた量こそが、経験値。
東京に来てから、状況は明らかに変わりました。お客さんの多くは誰もが知っている大企業。仕事の質も量も跳ね上がりました。尊敬する人たちと、いっしょに仕事できるようになりました。そして、コピーライターであることを実感できるようになりました。けっして多くはありませんが、広告のコピーを書けるようになったのです。
あとからコピーライターになった僕は、単純に時間だけでいえば同世代の人たちから大きく遅れをとっています。でも同業の大先輩から、以前にこんな言葉をいただきました。
「書いた量が、コピーライターの経験値だ」。
重要なのはキャリアが何年あるかではなく、どれだけコピーを書いてきたか。3年の間、人の3倍書き続ければ、3年長くやっている人に追いつける。10年の間、人の10倍書き続ければ、10年長くやっている人に追いつける。だから僕は、とにかくたくさん書くことを心がけています。
「コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常」バックナンバー
- 広告制作の実績・経験が得られる講座-コピーライター養成講座卒業制作が天神地下街で掲出中!(2023/5/26)
- コピーライター養成講座の受講生が制作に参加したシェアサイクル車体広告が名古屋で登場(2023/4/18)
- 20年前に「コピーライター養成講座」で共に学んだ3人が今思うこと(2022/8/09)
- 勝手に作った1枚のポスターから、クリエイティブキャリアが始まった【後編】(2021/7/08)
- 勝手に作った1枚のポスターから、クリエイティブキャリアが始まった【前編】(2021/7/07)
- アートディレクターがコピーを学んだ理由(2021/3/31)
- ことばで伝える仕事に惹かれて。(2021/3/30)
- 後悔しないためのコピーライター養成講座の通い方(2020/12/14)
新着CM
-
AD
ビデオプロモーション
1社提供TV番組 文化イベントを活用したスポンサードコンテンツ成功の秘訣
-
マーケティング
「解約料」のあるべき姿を議論 価格戦略とも密接…消費者庁が研究会
-
クリエイティブ
s**t kingzがレシピをダンスで表現 「フィラデルフィアクリームチーズ」W...
-
マーケティング
「ひき肉ポーズ」や「ヒス構文」がトレンドに Z世代の下2023年半期トレンドラン...
-
販売促進
「文喫 六本木」、多角的経営の書店 入場料やイベントで収益押し上げ
-
AD
マーケティング
フロンテッジ、事業拡大に伴い採用強化 一人一役を超えた活躍の場
-
クリエイティブ
ロバート秋山扮する「雑談三郎」が職場の雑談を指南 サントリーが動画公開
-
クリエイティブ
吉沢亮・川口春奈出演の「#ぼくらの冬曲キャンペーン」、プレイリストやTikTok...
-
AD
特集
生き残るためのブランド戦略