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「愛情たっぷりの“おせっかい”を表したいと思った」——第51回宣伝会議賞 グランプリ受賞者に突撃インタビュー

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——コピーに興味を持ったきっかけは。

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昔から、自分の言葉がスカスカで、言いたいことの60%も言えていないのではないか、そもそも言いたいことも大したことではないのではないかという苦手意識が強くありました。そういう意味で、ものごとの本質を見抜き、新しい切り口で、短く、鋭く言い当ててしまうコピーライターの方々にはとても憧れていました。なので、実はC-1グランプリにも、ときどきこそっと出していました。

——電通に入ったきっかけは。

人の反応を見るのが好きだったからだと思います。実は、就職活動を始めるまでこの業界についてほとんど知らなかったので、それ以上に具体的にやりたいことはと聞かれても、当時はよくわからなかったです。配属希望もあまりなく、なんでもやってみないとわからないなと思っていました。

それが幸いして(?)、初任配属から現在まで、ずっとデジタル系の局でダイレクト領域のプランナーをやっています。従来の広告代理店が担っていたマスコミュニケーション領域のプランナーたちとはちょっと異なる、「売る」という視点を持って、戦略や施策のプランニングをしています。自分でいうのもなんですが、代理店の中では稀有な存在かつ、クライアントの商品を売るという重大な使命を担っている、と思っています。データ分析からニコニコ生放送まで、課題によってプランニングすることは様々ですが、文字通り「ダイレクト」に人の反応が見える、なかなかエキサイティングな領域です。

——憧れのコピーライターはいるか。

わからないです……。ことばの選び方とリズムという点において、小説家、劇作家、漫画家で影響を受けている人はいます。

——良い作品をつくるための、自分なりの工夫など。

私は机に向かっていても、すぐ枯渇してしまうので、なるべく歩き回るようにしています。もっと瞬発力が欲しいです。あとは忘れっぽいので、何か掴んだらすぐメモ、ですかね。