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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

37歳からコピーライターになる。

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コピーライターになり、その働きを認められるようになってきたのは、僕が努力家だからではありません。むしろ怠け者です。趣味の欄には「寝る」と書くし、きっと人生でいちばん使っている言葉は「めんどくさい」。だから逃げられない“枠”をつくるようにしています。例えば体力をつけたいときは、フルマラソンにエントリーしちゃう。そうすることでイヤでも練習しますよね。そんな感じです。CACに通ったのも同じ理由です。基礎コースにはじまり、上級、専門を2つと、ぜんぶで4つの講座に通いました。ひと講座約半年だから、2年間。そこで頭を使いつづけることで、少しずつ身についてきたのだと思います。まだまだ足りないですけどね。

FCC新人賞を受賞した大洋印刷の広告。受賞は難しいとされているボディコピーだけの広告で賞をいただけるとは

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あとオススメするのが、自腹で受講費を出すこと。決して安くはない。でも会社に払ってもらうと、苦しくなったときに「やってあげている」ように思えて逃げるようになります。自分でお金を出せば、うまく行かないときも踏ん張れる。これも“枠”づくりです。

ちょっと角度を変えれば視界が変わるように、そんなに思い切らなくても人生は変わります。僕の場合は、講座に通っただけ。ネットでポチっただけ。それで僕の人生はたった3年で変わった。あなたは3年後、何をしていますか。


kuri_prof

栗原勲(くりはらいさお)
大洋印刷所属 クリエイティブディレクター・コピーライター。印刷営業を12年経験した後、WEBディレクターを経てコピーライターに。グラフィック制作、WEBサイト制作を中心に、ムービーや展示会のディレクションも。2013年には宣伝会議 編集・ライター養成講座の講師も務める。受賞歴は、2013FCC新人賞・SPBSコピー塾第一回コンペティショングランプリ他。
宣伝会議コピーライター養成講座基礎99期、上級2011年春、9代目中村組、石川・岡本・玉山クラス10期を修了。

『コピーライター養成講座』
一流を育てる実践型カリキュラム
多彩な修了生を輩出している本講座。広告クリエイティブだけでなく、インタラクティブ領域のコミュニケーション、マーケティングやメディアクリエイティブなど、さまざまな視点からコミュニケーションを構築する能力を養い、次世代のクリエイターを育てます。

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