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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

Pd名引 佑季の『生意気言ってすいません(3)』

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【前回のコラム】「Pd名引 佑季の『生意気言ってすいません(2)』」はこちら

名引 佑季(パラドックス・クリエイティブ所属 ディレクター兼コピーライター)

いちばん成長させてくれるのは、お客さん。

「名引さんって言うんですか、珍しい名前ですね。タレントみたい。どこ出身なんですか?」
——どーも、名刺交換したら9割以上、苗字の珍しさについて突っ込まれる名引です。

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映画「GANTZ」で宇宙人と戦う妹「緑 友利恵」。
©奥浩哉/集英社 ©2011「GANTZ」FILM PARTNERS

僕自身はそうではないし、「名引」での活動ではないのですが、妹(次女)はタレントをしています。
ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲ったのがきっかけ。
兄妹そろって賞運だけはいいみたいです。
クリエイターの方や企業の広報の方は、ぜひ起用してあげてください。

さて、僕はこの記事を鳥取行きの電車のなかで書いています。
パラドックス大阪オフィスメンバー3名で、
新卒採用の全体戦略の社長プレに向かうところ。
他にも不動産会社のブランディング案件で毎週のように社長と打ち合わせをするなど、営業がいないパラドックスではクライアント、しかも経営者とやり取りする機会がたくさんあります。

お客さんとダイレクトに接することで、細かなニーズを汲みとれたり、
企業の特徴などを深く理解できたりするので、
より本質的な課題解決につながる提案ができるんです。
当然、制作物のクオリティにも大きく影響します。

ときにはメンドくさいことや怒られることもありますが、
良いモノができますし、役立っている実感も得られる。
また、経営者や第一線で活躍するプロの方々を
相手に仕事をしていると気づきや学ぶべきことも多い。
先輩・上司以上に、お客さんが成長させてくれますね。

次ページ 「お客さんと一緒に獲った、経済産業大臣賞。」に続く