コラム

宣伝部の変革と復権-次世代マーケティング部への機能再編-

宣伝部員が「企業マーケター」になるために~まずは自社の広告活動の「評価」(ROI分析)は自社でやろう~

share

「企業マーケター」として宣伝部員が最低習得しておきたい知見

 
他部署から宣伝部に配属されたら、まずはマーケティング基礎としては最低でも、

・3C(コンシューマ、カンパニー、コンペティター)分析

  • SWOT分析
  • STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
  • マーケティングコミュニケーション論
  • ブランディング論、ブランディング実践事例研究
  • トリプルメディアマーケティング実践事例研究

を基礎編としておさえたい。そして次は、

  • データ分析や広告効果測定に関する知見を身につけよう。

いったん左脳を鍛えてみることをおすすめする。 データサイエンティストに分析を指示できるようになるためには、どんな分析手法があるのか、どんな手法がどんなデータからどういうアウトプットを得たい時に向いているかくらいは分かっている必要がある。

例えば、基本的なデータ分析に関する基礎や多変量解析の基礎知識(相関係数、回帰係数算出、重回帰分析、コレスポンデンス分析・・・)などを一度体系的に研修を受けてみてもいいだろう。

そして、お奨めするのは、自社の主に広告を中心とするマーケティング施策のROI分析を「宣伝部」がやることである。複数の代理店に依頼し、実施したことの「評価」は広告主自らがやる。これがまず必要だ。これを代理店に任せていては「プレイヤーにホイッスルを吹かせるようなもの」だ。少なくとも第三者に依頼してコンサルしてもらって最終的には社内で出来るようにしよう。
 
ROI分析には、説明変数と目的変数のデータ取得が必要となる。これらをしっかり取得整理することがデータマーケティングの実践環境を整備していくことになる。

私は、宣伝部がプロのマーケター集団として、事業部/ブランドマネージャーへの強力な専門スタッフとなり、かつ個々のブランド担当者では出来ないデータドリブンなブランド横断マーケティングを推進することを願う。

そのためには、自社の広告活動のROI分析とその最適なアロケーションを経営に提案できるスキル確立を早期にすべきだと考える。

ROI」関連記事はこちら

canne_lead

Follow Us