コラム
宣伝部の変革と復権-次世代マーケティング部への機能再編-
デジタルマーケティングはネットに閉じた特殊な世界の話ではなくなっています。 デジタルマーケティングはインターネットを使ったダイレクトマーケティングの1手法ではなく、デジタルデータを駆使して、マス、リアルを含めたマーケティング全体を最適化する試みとなっています。つまり、広告マーケティングの本流がデジタルを中に囲い込み始めているのです。 毎年秋にニューヨークで行われる『アドウィーク』は、広告マーケティングの本流のカンファレンスイベントですが、デジタルを包含してたいへんな活況を呈しています。むしろテクノロジーオリエンテッドなカンファレンスは役割を終えつつあります。 我々がチャレンジすべきは、「アドテク」ではなく、「テクアド」つまり「テクノロジーアドタイザー」や「テクノロジーエージェンシー」となることです。 これからはマス/リアルの宣伝部、デジタルのWeb担当と分かれてマーケティングする時代ではありません。 宣伝部がデジタルによりデータドリブンなマーケティングと向き合い、インハウスに次世代マーケティングのためのスペシャリティを育成することが重要です。宣伝部は変革し、復権するための条件をご提示したいと思います。
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第15回「送り手」のタイミングから「受け手」のタイミングへ——マーケティングコストのシフト
マスマーケティング企業のキャンペーンはシーズナリティなどの必然性もあるが基本、企業側(送り手側)のタイミングで行われる。 -
第14回3rdパーティデータとしてのTV視聴データが流通する—業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から
DMPに関わるデータ群には、基本4つのタイプがある。企業が自前で持っている1stPartyデータ、メディアのオーディエンスデータとしての2ndPartyデータ、広告配信の結果をリザルトラーニングデータとして蓄積できる「配信結果データ」、そして外部データとして買うなり、交換するなりして入手できる3rdPartyデータの4群である。 -
第13回SIer主導の本格的プライベートDMPと「シナリオ設計」人材開発が始まる——業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から
DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)が注目された2013年頃から、DMPはDSP(デマンドサイドプラットフォーム)と“対”で概念化されてきたきらいがある。 -
第12回オンラインビデオマーケティングの本格化と日本版MCNの登場–—業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から
オンラインビデオに関しては、ずいぶん活況を呈してきた感があるが、日本ではまだグーグル(YouTube)以外に「芯」を喰ったビジネスモデルがない。 -
第11回データプロバイダーによるエージェンシー設立・買収が始まる——業界人間ベム「2015年広告業界7つの予測」から
私が2010年から毎年、年初に自身のブログに書くようになったその年の「広告業界予測」は、昨年・今年と投稿日に2万を越えるセッションを得るようになり、購読していただける方々が広がった恒例のエントリーとなってきた。 -
第10回データ分析から「シナリオ設計」をするということ——“アナログ広告人材”が活躍できる可能性
ここ最近、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を導入したいという企業から声が増えていると感じる。 -
第9回宣伝部員が「企業マーケター」になるために~まずは自社の広告活動の「評価」(ROI分析)は自社でやろう~
宣伝部員の方は自問してみて欲しい。自分は「企業マーケター」なのか、それとも広告代理店をはじめとする外注先を管理する「外注管理者」なのか。 -
第8回データドリブンマーケティングを実践する宣伝部になろう—全員にプッシュするマーケティングダッシュボードのデーター
検索行動やサイト訪問、ソーシャルメディアへの書き込みなどの反応として出る「スパイク」を把握することは、マスやリアルでの広告プロモーション活動の反応をリアルタイムで可視化することでもある。 -
第7回マーケティングテクノロジーを取り入れるということ—ツールの設計“思想”を受け入れて使っているか—
日本企業のほとんどが、従来基幹システムをSIerにスクラッチでつくらせてきた。そのためだろうか、ASPツールを使う場合、「使いにくい」「カスタマイズしてくれ」という要求が多い。
1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年、旭通信社入社。96年インターネット広告のメディアレップ、デジタルアドバタイジングコンソーシアムを起案設立。同社代表取締役副社長に就任。01年同社を上場。
インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。2008年、ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。企業のマーケティングメディアをPOEのトリプルメディアに整理する概念を日本に紹介。
2010年9月、デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。2011年7月、デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。
現在に至る。
【主な著作】
・「顧客を知るためのデータマネジメントプラットフォーム DMP入門」インプレスR&D (2013年)
・「ビッグデータ時代の新マーケティング思考」ソフトバンククリエイティブ(2012年)
・「DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門」インプレスR&D(2012年)
・「トリプルメディアマーケティング」インプレスジャパン(2010年)
・「次世代広告コミュニケーション」翔泳社(2007年)
・「究極のターゲティング゙―次世代ネット広告テクノロジー」宣伝会議 (2006年)
・「インターネット広告革命」宣伝会議(2005年)
1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年、旭通信社入社。96年インターネット広告のメディアレップ、デジタルアドバタイジングコンソーシアムを起案設立。同社代表取締役副社長に就任。01年同社を上場。
インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。2008年、ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。企業のマーケティングメディアをPOEのトリプルメディアに整理する概念を日本に紹介。
2010年9月、デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。2011年7月、デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。
現在に至る。
【主な著作】
・「顧客を知るためのデータマネジメントプラットフォーム DMP入門」インプレスR&D (2013年)
・「ビッグデータ時代の新マーケティング思考」ソフトバンククリエイティブ(2012年)
・「DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門」インプレスR&D(2012年)
・「トリプルメディアマーケティング」インプレスジャパン(2010年)
・「次世代広告コミュニケーション」翔泳社(2007年)
・「究極のターゲティング゙―次世代ネット広告テクノロジー」宣伝会議 (2006年)
・「インターネット広告革命」宣伝会議(2005年)